TONARIの 色撮り撮りの「その他」

美術館通り'07 07/11/10
広島県呉市幸町入船山公園

美術館通り美術館通り 
 昨年訪れたときはケヤキの紅葉の色付きが悪かったので、特別展『呉線沿線の美術』に合わせて再び訪れてみた。

 この短いレンガタイルの坂道は、日本の道100選に選ばれており、クロマツとケヤキ並木が続いていて、一定の間隔ごとに左の写真のように彫刻が設置されている。
美術館通り美術館通り 
 家族連れや年輩の方々、恋人たちがゆっくりとこの道を散歩したり、ベンチで会話を交わしていた。

 光の差し方が今ひとつ悪くて、鮮やかな紅葉という写真にはなっていないが、実際に人間の目で見ると、落ち着いた感じの鮮やかさであった。
美術館通り美術館通り 
 美術評論家ではないので、彫刻の良し悪しは分からないが、自然とこの並木道に融けこんで一体化している印象である。
美術館通り 
 前回は葉っぱの確認をしていなかったので木の種類が不明だったが、今回はちゃんと葉っぱを見てケヤキと判明。大木化する樹種だが、ここではあまり大きくなれないかな。

 ↓常緑のクロマツの緑色も、レンガタイルの道によく似合っている。美術館通り
美術館通り 
 彫刻は道の両側にあり、それぞれ趣きが違っている。

 さすがに写真を撮りながらウロチョロするのは私ぐらいのもので、少し変な目で見られていたような...(^O^A

 ↓呉市立美術館近く。美術館通り
美術館通り 
 訪れたとき、呉市立美術館では『呉線沿線の美術』ということで、呉市に縁のある芸術家の作品を展示してあった。

 コレクション展も時々行なわれているので(300円)、HPなどで確認されて訪れてみてください。この美術館の良い所は、この美術館通りがあるところと、来館者が少なくてゆっくり絵を鑑賞できること(笑)。
 特別展でも割とゆっくり鑑賞できるし、人にせかされながら見ることもなくて精神衛生上は良い。ただ、これだけの来館者で運営するのは大変なことだろうと思うが、芸術の発信場所が市にあるというのは大変意義深いことだと思う。


 さて、道路を挟んだ美術館の向には別館があって、喫茶と軽食がある。

 ←別館の入口のところにある彫刻。

 タマゴの中に何があるんだろうか(^0^)
美術館通り美術館通り 
 ケヤキの葉っぱはカサカサになって風に舞っていて、枝に残っているものも少し色が褪せているので、もう少し早い時期の方が紅葉はきれいだったかもしれない。

 でも、それはそれでそういう雰囲気がまた良かったりする。

 次はケヤキの新緑の頃にでも来てみよう。
  

<アクセス>
 
 呉市立美術館のHPを参照のこと。有料駐車場有り。
 JR呉駅から大通りに出ずに線路に近い道を右に進む。橋を渡って呉地ビールを右に見て更に進み、突き当りの大きな道を右折して線路をくぐる。少し進むと上の写真の入口に着く。徒歩10〜15分。

 

Copyright(C)2001-2010 All Right-reseaved tonari