TONARIの　色撮り撮りの「その他」
		初冬の筆影山		０９/１２/１２
				広島県三原市須波町　筆影山
		筆影山は桜の名所として有名で、花の時期はたくさんの人がやってくるが、写真を撮る人間の間では、海霧を撮影できる場所として知られている。 　という訳で、以前は国道から海霧を撮影したので、今回は山の上から撮ろうと訪れてみた。
		薄暗い中を案内に従って登ってゆく。狭い道だが対向車はほとんどなく上の駐車場まで上がることが出来て、そこから徒歩で坂道を登ってゆく。 　←坂の途中で、木々の間が開けているところがあったので撮影。 　こちらの土地勘はあまりないのだが、奥に見えるのは広島空港の明かりか？川の近くは霧が発生している。
		頂上付近までやってくる。 　残念ながら海霧は発生しておらず、ちょっと残念。しかし、瀬戸内海の展望の良い場所なので、日の出を撮影して帰ることにした。 　↑四国方面の空が赤く染まっているが、太陽は顔を出していない。　↑三原市市街地方面。 　ここに来たのは久しぶりで、初めて来たような感じがする。立派な展望台もあり、周囲がよく開けている。
		↑ようやく厚い雲の間から太陽が顔を現し、後光のような日差しを海に投げかける（上の写真と冒頭の写真）。 　やはり瀬戸内海の日の出は美しい。 　晴れていたらもっときれいなのだが、小さな島にスポットライトが当たっているみたいで、曇りの日だからこういう景色が見えるのである。
		日の出の撮影を終えて元来た道を戻るが、きれいな植物を探して撮影しながら下る。 　ツツジの紅葉がきれいである。花は無くても葉っぱが良い。花の終わったアキノキリンソウも初冬の雰囲気があっていい。
		↑暗闇だった空港方面も、明るくなって地形が分かってくる。まだ薄ら霧がかかっているようである。海の方に欲しかったな〜（笑） 　柿の実がなっていて可愛らしかった。
		他の紅葉もきれいである。↑左の写真はダンコウバイかな？枯れたものが割とあるが、もう少し早かったらきれいな黄葉が見られたかな。 　↑中央の写真はクサギの実。傷んでいるのであまりきれいでないが、初冬の山の中では鮮やかな色合いである。 　↑右の写真は木々の間から見た宮浦中学校とその背後の山（笑）。紅葉が残る山に霧がかかって雰囲気が良かった。 　 　駐車場に戻ってみると、別の方向の道から重い機材を持ったカメラマンたちが出て来た。海霧狙いだと思うが、あっちの方向に撮影スポットがあるのだろうか？
		上の駐車場を出発し、トイレのある広場？まで降りてくると、奥の方が霧の海になっていたので、車を停めて撮影（下の写真）。う〜ん、イマイチ（＾＾； 　←近くに桜の大木があった。桜の名所で古くから知られる山なので、老木が残っている。でも、さすがに木が傷んでいる。
		山の中腹にある展望所？まで降りてくる。 　この辺は路肩に数台車が車が停められ、展望も開けているので、海霧の撮影スポットの一つである。 　 　日が上がって逆光になり、色が出ないので、モノトーンな雰囲気で撮影してみる。
		←花は時期的に咲いている花は少ないのだが、ヤクシソウが頑張って咲いていた。 　海霧が見られなかったのは残念だったが、こうして瀬戸内海の展望が楽しめたので良しとしよう。暗い感じの初冬の風景もまた良いものである（＾−＾）
		＜アクセス＞
		国道１８５号線で須波の町に行って貰えば案内が出ているので、それに従えばいい。 　山道は狭いところが多いが、離合できるところもちゃんとあるので、気をつけて走ろう。
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