TONARIの 色撮り撮りの「その他」

上下町ひなまつり 07/3/4
広島県府中市上下町上下

上下町ひなまつり 
 古い町並みが残っているところでは、2〜3月頃にお雛様を飾るイベントが行なわれるようになったが、去年は山口県柳井市の白壁の町並みのお雛様を見たので、今回は上下町に決定。

 上下町はかつて幕府の天領として、世界文化遺産に新しく登録された石見銀山から出される銀の中継地点として栄えたところで、この地方の中心地であったそうである。

 今は商店街が並んでいて、ところどころに古い建物が残っている。
 
 街中に入り、誘導にしたがって駐車場に入る。朝早くだったので町並みに近いところに停めることが出来た。
 なお、上下町商工会のHPに駐車場の案内も含めて情報が出ているので、事前に予習してから出かけた方が、現地で迷わなくて良い。
 
旧田辺邸 
 左の写真は駐車場所から川越しに見える旧田辺邸。

 江戸時代の町屋で、掛屋(幕府の公金を扱うところ)を営んでいたとのこと。

 なかなか趣のある建物である。
旧警察署 
 商店街の入口に入り、すぐに見えるのが旧警察署(左の写真)。

 屋根の上にある見張り櫓が特徴的。

 以前はここで「天領そば」を食べたことがある。
 顔が隠れるほど大きな朱塗りの器に具材が載ったお蕎麦で、おいしかった思い出があるのだが、今ではやっていない。
 名物になると思うので復活して欲しいな〜と個人的には思っている。
上下歴史文化資料館内のお雛様 
 町並みに面したお宅では、通りに面した側にお雛様が飾ってある(冒頭の写真)。私は「男の子」だが、こういう華やかさは好きである。

 上下歴史文化資料館内ではくさんのお雛様が飾られている(左の写真)。

 手前のお人形は雰囲気が違うが、三次人形かな?上下町にも上下人形というのがあるが、違いは良く分からない(^^;
被爆雛 
 左の写真は被爆雛だそうで、原爆にあったひな人形である。よくきれいに残ったものだ。
上下の町並み 
 ちょうどひな祭りの時期だということと、でこ市といって上下人形の市にちなんだお祭をやっていたので、割と人出があった。

 失礼ながら、この上下町は奥にある町なので普段はそんなに観光客は多くない。

 しかし、町の活性化の為にこうしたイベントを開いたりして頑張っている町であり、多くの人が訪れてくれているのは、何の関係のない私も嬉しかったりする(^^;
上下キリスト教会とよさこい 
 左の写真は、よさこいを踊って祭りを盛り上げているところで、左手少し奥に見えるのが上下キリスト教会。

 明治時代のもので、当初は蔵として造られ、戦後はキリスト教会として使われたとのこと。この町並みのシンボル的建物である。
上下キリスト教会とよさこい 
 近くのお店でお餅をついていたので、出来立てを購入。温かくて柔らかくて美味しかった。

 写真のようにお天気も良く、絶好のお祭日和だった。

 着物姿の女性も歩いていて雰囲気を出している。
 どうせなら町の人みんなが着物でも良かったかな。カメラマンはこういうところに食いつく(笑)

 ついでに言うなら、花をもっと使うと良いかな?
 梅でも造花でも良いし、ひな祭りなのだからもっと華やかさを演出するともっと華やぐと思う。←言うだけなら簡単か(^^A
上下画廊 
 左の写真は上下画廊の中。

 ランプや焼き物など骨董品が並ぶ店内に、お雛様が飾られている。

 吊るしたランプとお雛様との取り合わせも面白い。

 喫茶もあるので、休憩に利用しても良いだろう。
古い時計 
 格好の良い古い時計があったので、お雛様をバックに撮影。

 店内はよく混んでいて、ちょっと撮ってみたいものがいろいろあったが、じっくり撮影できなかった。が、そもそも撮影してよかったのかな?という思いが...(^0^;
上下人形? 
 あらかた見たので駐車場に向けて歩いてゆくと、店先に上下人形(?)が飾られていた。

 広島では天神様などで有名な三次人形の方がよく知られているが、こういった人形も違った趣がある。
翁座 
 最後に上下町のシンボルの一つ、翁座に寄ってから帰ることにした(左の写真)。

 大正時代に建てられたもので、芝居や映画などを行う劇場とのこと。以前入ったことがあるし、中は有料なので今回は外観だけ。

 他にも見るところはあるのだが、今回はここまで。
店先にて 
 人力車も出ていたし、琴の演奏会もあり、特産品や民芸品、お餅を売るお店などたくさん出て賑やかだった。

 今年で2回目ということだが、カメラマンの姿も多かったし(私もそのひとり^^)、もっと工夫すればもっと賑やかになるだろう。
 

<アクセス>
 
 上下町を目指してもらえばよい。
 本文中にも書いたが、上下町商工会のHPに駐車場も含めての情報があるので参考にするとよい。
 
 

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