TONARIの 色撮り撮りの「その他」

音戸町引地の町並み 2025年7月27日
広島県呉市音戸町引地

音戸町引地の町並み音戸町引地の町並み

 呉市民ながら、音戸の町並みを観光地として訪れたことがなく、対岸の警固屋地区の音戸の瀬戸公園はツツジの名所なので、花の頃に家族で訪れたことがあるが、こちらの町並みは全く意識していなかった。今回訪れたのは、引地地区の山側にある瀬戸八幡宮にユーカリの巨木があるという情報を得て、それを目的に訪れたのであるが、道順を調べていると、町並みが残っているようなので、ユーカリを目指しながら歩いてみることにした。

 呉駅から倉橋行きのバスに乗って「清盛塚」バス停に降りる。ここまでバスで来たのは初めてである。
 音戸大橋の撮影をした後、町並みに入る。昔の趣のある、瀬戸内海の港町の雰囲気がある細い通りである。天仁庵というお店がある辺りが一番雰囲気が良いようである。食事も出来るようだが、まだ早いのでそのまま通り過ぎる。
 
音戸町引地の町並み郵便ポストと音戸大橋音戸町引地の町並み
音戸大橋と渡船場跡音戸町引地の町並み

 狭い路地を通って一旦海側に出て、また音戸大橋の撮影をする。昔のタイプのポストが見える。
 今は廃止された渡船場の建物が残っている。子供の頃、音戸大橋を徒歩で渡って、帰りにここから渡し船で警固屋方面に帰ったことがある。
 急流な上に小さな船なのでちょっと怖かった思い出がある。
 瀬戸内海の渡し船って、風情があって観光客受けしていいと思うのだが、時代の変化には合わなかったのだろう。
 
音戸町引地の町並み順覚寺への石段
 通りに戻る。

 正面上に見えるのが、今回の目的地の瀬戸八幡宮辺りだろうか。

 順覚寺に至る石段が趣があるので上がってみる。

 振り向いてみると、前が空いているので展望が開け、音戸大橋と第二音戸大橋の両方が見える。

 なるほど〜ここの町並みは、この二つの赤い橋を探すように散策するのが楽しそうである。音戸大橋○○景とかポイントを探すのも良いかも。
 
順覚寺と第二音戸大橋石段から音戸大橋
瀬戸八幡宮への道振り返る瀬戸八幡宮のユーカリ

 このまま瀬戸八幡宮に向けて進む。この辺の町並みの雰囲気は良く、下の通りよりこちらの方が良いかもしれない。
 瀬戸内の島の町並みは、こうした狭い通路と坂と階段である。車が近くまで来られないので、住むのには不便ではある。
 瀬戸八幡宮は坂の頂上にあり、石段を登ると、ユーカリの巨木と立派なお社がある。ここからも第二音戸大橋が見える。
 ユーカリについては「広島県の大樹」の方で確認して欲しい。
 
法専寺と第二音戸大橋ツタと第二音戸大橋
降りながら音戸大橋のループ橋を見る法専寺の石垣
 瀬戸八幡宮から急坂を下りて法専寺方面に下る。
 ここからみる第二音戸大橋も絵になる。

 この法専寺はなかなか立派なお寺で、石垣が高くカッコイイ。

 山門前で右に折れて脇道に入ると音戸大橋のループ橋も見えてくる。細い石段があるのでここを下っていく。
音戸町引地の町並み緑と青
音戸大橋と第二音戸大橋海鮮丼

 再び音戸大橋の袂まで帰ってくる。
 そろそろお昼にしようと思うが、最初に見た天仁庵は観光客向けで高そうだと思って、おんど観光文化会館うずしおの中にあるかつら亭に行ってみる。
 ただ、こちらも観光地値段?で結構なお値段だった。
 これなら天仁庵で食べた方が高級感があって良かったかな(^^A。でも食べた海鮮丼は美味しかった。

 地元の観光地にはなかなか行かないものだが、町並みを散策する人もちらほらいらっしゃり、ちゃんと観光地しているんだな〜と変に感心してしまった。
 坂を登ったところの町並みや、町の各地からみる音戸大橋の展望は、普通の?観光客は見ないのではないかと思うので、メインの通りを過ぎて石段を登って、ユーカリの巨木を見て下ってくる今回の一周コースがオススメかな。良かったら参考にして欲しい。
 

Copyright(C)2001 All Right-reserve tonari