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TONARIの 色撮り撮りの「その他」 |
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下蒲刈三之瀬 |
2022/12/18 |
広島県呉市下蒲刈町三之瀬 |
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蘭島閣美術館の特別展に行くついでに、下蒲刈三ノ瀬周辺を散策して写真を撮ってきた。
車で行くと安芸灘大橋の通行料が高いので、今回はバスである。
まあ、施設を利用すると片道分の通行券を貰えるので、バス代とそう大差ないのだが、いつもと違うことをすると頭の運動になるので、普段使うことがない交通機関を使ったりする。
まずは上蒲刈島と下蒲刈島とをつなぐ蒲刈大橋を撮影。今回赤外線撮影はしないが、三脚を立てると道路にはみ出るからやり辛いな〜交通量はないが、撮影はできるだけ迷惑にならないようにしたい。歩道からでは角度が悪いし、また撮影スポットを探すことにしよう。
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まずは松濤園を外観から撮影。海側に歩道があるので回ってみるが、歩道からでも建物と庭を見ることができる。
有料のところだからタダで撮影するのはどうかな〜と思ったりするので、どこだかはっきりしないような感じで撮ってみる。
分かった上での歩道だから問題ないと思うが、どうも申し訳ない気がしてしまう。
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蘭島閣美術館へはすぐに到着するが、今回は横の小道を登って、蘭島閣美術館別館まで登ってみる。
少し登ると白雪楼がある。ここも有料施設なので、門のところだけ撮影する。
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ここを過ぎてさらに坂を登ると、庭も見え、建物と美術館とが一緒に撮影できる上に、一番高いところの襖が解放されており、なかなか景色が良い。
今日は時間がないので入らないが、ここに入ってみるのもよさそうである。お茶を頂けるということだが、まさか、この景色の良い部屋でだったらうれしいが、給仕が大変なのでそれはしないだろう。でも、そういうことを特別にやったら利用する人は居ると思う。
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この小道には楓が多く植えられており、盛期は過ぎているがなかなか風情のある道であり、盛期は結構いい場所だと思われる。
ツワブキの花も盛期は過ぎているが、数が多いので、もっと早い時期なら良かっただろう。
道にカエデの葉っぱが落ちていて風情がある。
観光客は数グループくらいしかすれ違わなかったし、穴場ではないだろうか。
私も美術館だけで帰ってしまうので、こういう良いところがあるとは知らなかった。 |
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一番上の別館までやってくる。ここからは街並みと橋が一緒に見渡せるので、展望台としてちょうど良い。
ベンチも用意してあるので、買って来たパンをここで食べる。ここの庭も雰囲気が良い。
時期的にミカンがなっているので、絵にはなる。
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ここからそのまま引き返そうかと思ったが、この別館には入ったことがないので、入ってみることにする。300円。
展示室は一室だけで、今回は日本画の構図についての展示だった。内容は悪くないが、1日にどれだけの来館があるのかな〜
帰りは元来た道を戻るが、日が照ってきたので、カエデが鮮やかに輝く。
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再び小道を降りて蘭島閣美術館へ戻る。
今回の特別展は切り絵作家のSouMaさんの展示。
私はよく知らなかったのだが、テレビで取り上げられて人気作家となっているそうだ。と言う訳で、別の特別展では他の観覧者に会わないこともあるのに、本日は結構な賑わいである。テレビの影響力はまだまだ強いな。
切り絵でこれだけ作るのは相当な技術だな〜と感心する一方、切り絵の限界なのか、平滑な表面での表現が乏しく、切れ込みが多くてディテールの表現が素晴らしいところとの落差を感じる。作品を購入したいとまでは感じなかった。一方でアニメとのコラボは相性が良いようで、今後この分野はもっと広がると思われる。 |
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鑑賞後、三ノ瀬御本陣芸術文化館の方へ向かう。今日は時間がないので外観だけ。
目の前の海には大きな雁木がある。
ここまで来たら引き返すのが面倒なので、帰りのバスは下蒲刈中学校前から乗ることにして、そのまま進む。
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歩いていると国登録有形文化財の観瀾閣(かんらんかく)があるが、ここは未公開のよう。外観からして豪華な建物だが、中国風とが混じった印象である。
港が見えてくると、安芸灘大橋の全体像が見えてくる。
少し遠いが、中望遠で切り取るのには良さそうな感じである。
島ではよく見る、ミカンの無人販売所でいしじみかんを200円で購入。
一部心ない人が無断で持っていくと新聞記事が出たりするのだが、無人でも犯罪が行われない日本の良い面でもあり、これからも続けて欲しい。
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バスの時刻表は予め確認済みなのでそれに合わせてバス停に到着シ、バスで帰宅する。
同じ呉市民なので、他県の人ほど旅情は感じないが、ちゃんと観光地しているな。
出来れば全体的に街並みに統一感があれば良かったし、車が意外と通り過ぎるのがマイナスだが、生活している方がいるので仕方ないかな。
蘭島閣美術館別館に登る小径は良かったので、廃屋や、人工音が無くなればさらに良いだろう。
朝鮮通信使の行列がある時は来たことはないのだが、他の季節にも楽しむことができる。
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