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TONARIの 色撮り撮りの「その他」 |
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下蒲刈三之瀬 |
2023/11/12 |
広島県呉市下蒲刈町三之瀬 |
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昨年訪れた時にツワブキの花が終わりかけだったので、これくらいの時期が見頃だろうと再訪してみた。
今回もバスで安芸灘大橋を渡り、下蒲刈中学校のバス停を降り、海に向かって歩く。
私は瀬戸内育ちの人間なので目新しい風景ではないのだが、写真を撮るという目で歩くと普段の視界と違ったりする。
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やがて国登録有形文化財の観瀾閣(かんらんかく)に来て写真を撮っていると、地元の方が港に出ると安芸灘大橋と一緒に撮れるよと教えてくださったので早速向かってみる。確かに一緒に撮れるのだが、今日の曇り空では絵にならず、建物をメインで撮影。それよりもカモメやウミウの方が面白い被写体となり、周りの風景と組み合わせて撮ってみる。本日は標準ズームレンズと500mmレフレックスレンズの2本で撮影。
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三之瀬御本陣芸術文化館とその前の雁木などを撮影していると、「あれ?もしかしたらシースピカが下蒲刈に寄港する時間帯かも?」と思い出し、桟橋まで移動して超望遠レンズでその姿を確認し、急いで道を引き返して港に向かう。シースピカの写真は別ページで。
ここの雁木は大きなものなので上手く撮れれば絵になると思うのだが、普通の撮り方しか出来ないので、もっと工夫しないといけないな。
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中学校バス停から歩いて、三之瀬御本陣芸術文化館、蘭島閣美術館と撮影しながら歩く。
途中、三之瀬御本陣芸術文化館に入館して「今井眞正−土から生まれる命の輝き−」展を鑑賞。様々な動物、空想の生き物など幅があって面白い。私は動物はあまり撮らないし、せいぜい猫ぐらいなのだが、生き物の形を捉える目というのは参考になる。
私は植物の方が専門なので、絵になる植物を探して撮影し、今度は蘭島閣美術館で「日本画の巨匠たち〜日本美術院の作家を中心に」を鑑賞。巨匠たちの作品なのでどれも安定(は褒め言葉ではないかな?)の優品ばかりである。島の美術館なので人気作家の特別展以外では来館者は少なく、ゆっくりと良い作品を鑑賞できる良い場所である。作品点数も多いし、コレクション展レベルでこれだけ観られるのはお勧めである。
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昼食に塩レモン焼きそばを食べてから、蘭島閣美術館そばの道を上がって今日の目的だったツワブキの花の撮影に向かう。白雲楼のそばを通るとツワブキが咲く小道となる。予想通り見頃に時期でたくさん咲いている。蕾が見えるので、時期的にはもう少し後でも良いかもしれない。
前回はカエデの紅葉が良かったのだが、一部紅葉したものもあったが、色づきはまだのようである。
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坂を登って蘭島閣美術館別館に到着。雰囲気が良いのでこの小径はお勧めである。ここからの展望も良い。
ここの展示室は1つだけで少し寂しいのが残念なのだが、入館料は300円なので見合った内容かな。
今回はいつも閉まっている離れが開放されており、庭のツワブキもたくさん咲いていて良い雰囲気だった。
離れからの展望も良かったのだが、いかんせんこの日の曇り空では魅力が半減であった。
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雰囲気の良い小径を戻り、白雪楼に初めて入ってみることにした。
雰囲気の良い建物で、庭の雰囲気も良いし、2階からの眺めが良い。ここは長時間ゆっくりとたたずむことが出来る気持ちの良い場所である。まあ、他の観光客も来るので独占はできないのだが、そんなにお客さんもいないので一人で楽しめる時間は取りやすいだろう。
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1階では抹茶とお菓子をいただく。美味しいお抹茶で、庭を観ながらいただくと尚更である。観光地によくあるようなカフェは三之瀬にはないので、一服するのにはここはちょうど良い場所である。入館料は400円で、お抹茶付きならばリーズナブルだと感じる。美術館に来ることが時々あるので、鑑賞後にここでゆっくりするのも良いだろうな。
帰りはお土産物屋さんでいくつか購入してから三之瀬のバス停から乗る。バスの時間を気にしないといけないのが難点だが、自分で運転しないというのは気楽だし、いつもと違った視点でものを見られるのも良い。地元の観光地に行くことは少ないと思うが、視点を変えると以外と面白いものを発見できたりする。
町並みの変化はあまりないと思うが、お気に入りの小径は季節の変化があるだろうし、別の季節に訪れても良さそうである。
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