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TONARIの 色撮り撮りの「野外彫刻」 |
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鯉城通りの野外彫刻 |
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広島県広島市中区 鯉城通り |
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《大空》 園鍔勝三 |
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(2025年4月20日撮影)
以前から存在は気付いていたのだが、いつも多くの人が行き交うパセーラの入り口で、周囲がベンチで、人の流れと滞留があるため撮影し難くかった。
この日は雨で人通りが少なく、外のベンチに腰を下ろす人も居ないので撮影することが出来た。
向かい風を受けながら軽やかに歩を進める女性が、右手にいた鳥を空に捧げて飛び立ちを促しているような気持ちの良い彫刻である。
天気が良かったらもっと良かったな。
周囲の木々に囲まれているので周囲からの視認性に劣るのが難点ではあるが、森の中を進む女性と捉えれば良いような感じもする。
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《飛翔》 木戸修 |
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(2025年4月20日撮影)
パセーラに入る人は必ず目にしている作品である。
作者の言葉が添えてあり、
「この作品は、宇宙の雄大なうねりを表現し、うねりの中に活き活きとした躍動感を創造することにより、広場に集う人々に「天空への憧れ」「勇気ある飛翔」のロマンとともに、親しみと安らぎを感じていただければという深い思いを込めています。」とある。
見る方向によって変化する躍動感とうねりを感じる。
写真を撮る場合はなかなか難しく、捉えどころがない。天気によっても印象は変わるだろう。 |
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《夢の待ち人》 松本隆司 |
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(2025年4月20日撮影)
膝をつき、何かを受け取ろうとするような次の動作を感じる造形である。
新しく整備された広島県庁前公園の端にあり、地下街のシャレオに下っていく階段そばにある。
目にしている人は多いと思うが、野外彫刻自体あまり注目されることがないので、記憶に残っている人は少ないかな?
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《継承と創造の場》 土井満治 |
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(2025年4月20日撮影)
広島パークビルの鯉城通りに面した側に4つ並ぶ野外彫刻の一つ。
タイトルから推測するに、原爆ドームをモチーフにしたものだろう。
枠組みだけあって、中は空洞になっており、被爆の継承としての原爆ドームと、これから創造されるものを包み込む場としての表現だろうか。
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《Familiar》楠 直明 |
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(2025年4月20日撮影)
円筒を輪切りにしたように見えるが、内側や外側にはギザギザがあったり外径に人のようなものが見える。
タイトルからすると、家族的なものを連想され、円は縁のようでもあり、地球を回って様々な”凹凸”を経験する姿のようにも思える。
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《LOVE BEAM》 藤江 竜太郎 |
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(2025年4月20日撮影)
上からは見られないが、形状からしておそらくハートの形をした柱なのだろう。
周囲の物を反射させるステンレスと鏡で出来ていて、ビームということなので、光を意識した作品と思われる。
地上から愛の光を空に、世界に広げようとする意思を表現した物かな。
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《OKONOMI ISLAND》祐源 紘史 |
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(2025年4月20日撮影)
ステンレスの海に浮かぶお好み焼き…の形状からして宮島だと連想される。鳥居もあるし。
右下は牡蠣筏だろうし、焼きそばは陸地に当たった波で、ソースと青のりは弥山の標高を表しているのか。
広島を代表する景観と、ソウルフードを組み合わせた楽しい作品である。
ただ、植え込みの手入れをしておらず、草ぼうぼうではちょっと周囲に埋没しているかな。
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《天使》 青木優花 |
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(2025年4月20日撮影)
天使がちいさな鞄をたすき掛けし、左手には櫛?をもって左の方を見つめている。
櫛であれば女性へのプレゼントだろうか。包装していないから違う?様子を見て渡すタイミングをうかがっているのか。
以前この付近を通った時に気付いていたのだが、ビルの角に設置してあり、背景の位置関係も良くないし、場所との関係性が連想できないので、何だか撮影し難い印象を受けた。しかし、造形としてはしっかりとしていて、ちゃんとした作家さんの作品であろうと(雨の中だったが)撮影した。
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<アクセス>
《大空》《飛翔》はパセーラの入り口にある。
《夢の待ち人》は県庁公園前広場、県庁からシャレオに下る階段の近くにある。
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《継承と創造の場》《Familiar》《LOVE BEAM》《OKONOMI ISLAND》は、広島市中区大手町3丁目の広島パークビルの正面玄関前にある。
《天使》は、広島市中区役所の通りを挟んで反対側にある。
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