TONARIの 色撮り撮りの「野外彫刻」

平和の森の野外彫刻
広島県広島市中区基町

《道標》 清水久兵衛
道標道標道標
道標道標
(2025年4月20日撮影)

 ひろしま美術館の東側の小径に設置してある。

 緑の森の中に鮮やかな朱色の作品があり、強いコントラストがあるのに、神社の森の中にある朱色の鳥居の如く風景に馴染んでいる。

 遊具のような丸棒で形成されていて、ウェーブした板がそれを包んでいる。頭部?でどこかを指し示しているようにも見え、板で風の動きを表現しているようにも見える。

 大きく目立つ作品なので、ここを通る人はたいてい気付いているのではないだろうか。
道標
(2025年8月3日撮影)

 真夏の日差しを避けて森の小径を進むと出会うことが出来る。
 この時期に暑さを連想させる「赤」ではあるが、爽やかな雰囲気がするのはなぜだろうか。
 
道標

《姉妹》 林 健
(2025年6月22日撮影)

 姉が妹を労るような優しい場面を感じる彫刻で、好感を持てる。
 ただ、周囲にゴミが……森の中に設置されているのは良いと思うのだが、ちょっと埋没した印象がある。
 

「マロニエの泉」
マロニエの泉
(2025年10月5日撮影)

 ひろしま美術館玄関の南側緑地にマロニエの泉と名前が付いた噴水がある。作者を確認し忘れたが、ひろしま美術館30周年記念で2013年に竣工したようである。

 錦鯉が泳いでいて、緑と黒の空間に彩りを添えてくれる。

 マロニエの木が近くにあるのでこう命名されたのだろう。

 ここを通った時に見つけたので、ただ撮っただけのなんともない写真である。水の動きがあるので、スローシャッターにするとしても、手持ちだとブレてしまう。またタイミングが合えば撮り直ししておこう。

「象の噴水」
象の噴水
 マロニエの泉の近くにあるが、こちらは噴水として使われておらず、放置されている雰囲気が漂う。

 象が配されていて、その上に天使?がたらい?(とは呼ばないか^^)の上に乗っている。

 ひびが入っている箇所もあるので、手入れはされていない様子。私自身も撮影したい欲求が生まれなかったので、ただの証拠写真である。



《知識の函》 志水晴児

 存在は確認していたのだが、道から遠くて、遠くから見るとただのステンレスの案内板のように見えて、撮影したいとはそそられなかった。
 緑地になっているので、道から中に足を踏み入れて良いのか悩むのだが、彫刻を展示している以上は四方八方から見られることを想定しているはずなので構わないだろうと足を踏み入れる。
藪蚊に襲われたのは内緒である^^

 箱を展開している途中のような造形で動きを感じ、遠くから見た印象と違う。
 思いの外、好きになれる作品である。造形的にも美しい。

 図書館の中からの鑑賞を想定しているのだろうが、視覚のアプローチが制限される場所からでは作品の魅力が半減するだろう。
 野外彫刻は、設置する側の難しさはあると思うが、設置場所に疑問を持つことも多い。気軽に近くで鑑賞できる場所が良いな。
 

《認識の力》 志水晴児
認識の力
(2025年6月22日撮影)

 図書館北側の入り口にある池?の中にある。
 立方体をくっつけて変化させたような面白い造形である。
 どれがどうなっているのか想像するのも良さそう。

 が、メンテナンスが出来ていないせいで、これが作品かどうか認識できないのが大変残念である。設置された当時はどんな姿だったのかな。

《輪になって》 山口牧生
輪になって
 広島県立総合体育館小アリーナ南側にあり、梅干しの種のような(は失礼か)大きめの石の周囲に大小の石が囲んでいる。

 中心となるものが何を表しているのか。柔らかいフォルムと存在感。それは指導者、指揮者、先生、調整役などいろいろ考えられる。宗教的に考えると、神であったり、宇宙の真理であったりと解釈の幅は広くなる。

 周りを取り囲む石たちは、縦長だったり横長だったり小さかったり大きかったりで様々。個性溢れる人々の投影であろうか。

 作品なので実際に腰を下ろして休憩するのは憚られるが、角のないやさしいフォルムなので、子供たちが集まるきっかけになる場所になれば良いかな。

 ※「平和の森」には入らないと思うが、編集の都合上、このページに入れることにした。

<アクセス>

《道標》は、ひろしま美術館の東側の小径にある。
《姉妹》は、中央図書館北側の森の中にある。
《認識の力》は、中央図書館北側入り口付近にある。
《輪になって》は、広島県立総合体育館小アリーナ南側にある。

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