TONARIの 色撮り撮りの「その他」 | ||||
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縮景園の冬 ’23 | 2023/1/22 | |||
広島県広島市中区上幟町2−11 | ||||
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縮景園では状態の良いロウバイを撮影していないな〜と思い、時期的に良いので、福屋で行われている院展を観に行くついでに、縮景園にも行ってみることにした。早咲きの梅も咲いている頃なので、梅もターゲットにしておく。 入り口を入って右に折れるとロウバイが咲いているのを見つける。時期的には良さそうだが、落ちている花も多いので、その木はやや見頃は過ぎているようだ。今日はいつもの標準レンズと、レフレックスレンズ500mmを持って来た。遠くても撮れるので被写体は選び放題だが、どれを選ぶかはセンスが必要である。梅やロウバイのようなブツブツと咲くタイプの花はなかなかに難しい。 今日は曇天なのでシャッタースピードが遅くなり、ISO感度が高くなるが、15年も使って来た古い一眼レフと比べれば画質は良い。ISO1000を超えるとグンと粗さが目立ったのに、今の絵は大きくしないと違いが分からないレベルである。高感度が使いやすくなったな〜手振れするより、ISOを上げて撮る方が良い。離れたところにもロウバイがあり、そちらは状態が良いので頑張ってメインの被写体を探す。編集の都合で、梅林で撮影したものも1枚混ぜておく。 |
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蜂の巣のようなミツマタの蕾があるが、花を開く前でも絵になる。 淡い感じの薄黄色の花の蕾があるな〜と札を見ると、ニセアカシアのようである。4〜5月頃の花だと思うが、蕾の状態でも絵になる。 ただ、葉っぱや蕾が細いので、暗いレフレックスレンズではピントが掴みづらく、少しピンずれする。 花は他にはサザンカ、ヤブツバキくらいで、後はマンリョウの赤い実くらい。 |
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菰巻きをしたソテツと、菰巻きをしたクロマツ。 冬の日本庭園の風景である。 |
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サザンカはありふれた花ではあるのだが、レフレックスレンズで撮ると味わいがある。 レフレックスレンズはリングボケが時にうるさくなって使いづらいことも多いのだが、独特の雰囲気を写真にしてくれる。 梅林以外にも梅は咲いており、早咲きのものは見頃である。 梅は満開でなくても十分絵になる花だなあ。 アセビの蕾は赤くてこれも絵になり、花が咲くと豪華。4月ぐらいかな。 将来の巨樹候補のクスノキも良い樹肌である。 |
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早咲きの梅を撮影に梅園に向かう。 予想通りほぼ咲いていないが、早咲きのものはいくらか花をつけている。元々期待していなかったので、これだけ咲いていればOKである。 梅は蕾もかわいらしくて絵になる。 とは言え、咲いている方が良いな(笑) |
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端の方に寒牡丹が集められているのを発見。 盛期が過ぎたものが多いが、状態はまずまずで十分に被写体になる。寒牡丹の時期はもう少し早い時期だが、まだ残っていたようである。 傷みが目立ちやすい白い花弁の状態も良く、これは予想外でテンションが上がる。 白い花弁は一番良い状態でないと萎れたり傷んだりするので良いものを探すのが難しいのだが、白い牡丹の場合は寒牡丹を撮るのが良さそうである。 牡丹はやはり豪華で目立つので、他の来園者もボタンを見つけて写真を撮っていた。 寒牡丹の時期にはまだ来たことがないので、一度訪れてみよう。 |
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冬は被写体が少ないので、良い被写体を見つけるセンスが必要である。 折角の長望遠レンズなので、野鳥を狙ってみるが、当然じっとしてくれないので、ピント合わせが難しく、鳥の動きに合わせてレンズも動かすので手振れしやすい。鳥は慣れないと難しいな。 |
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寒いので急にトイレに行きたくなり、お昼も近いので、トイレに行ってついでにうどんを食べに行く。 この寒さの中なのでお客さんは私一人だけだったが、寒い中で熱々のうどんを食べるのもいいものである。 いい加減パーティションを取って欲しいが、知らない人との相席がし易い面もある。 でも、席がなくて待たされることは今までなかったので、やっぱり取って欲しいな。 食後は再び梅園に向かい梅の撮影を再開し、早咲きの梅とロウバイを撮影する。 バズーカ砲のような超望遠レンズを持った方も見かけたが、さすがにあの大きさを持ち運ぶ勇気はない。そもそも買うだけの資金力もないが。 梅の時期には早いので、全体的にお客さんは少なめで静かである。外国の方はちらほら見かける。コロナ規制も緩まるので、今年からは訪れる人は増えるだろう。被写体が少ない時期ではあるが、超望遠レンズで切り取れるので、撮れるものも多く、意外と楽しめた。 |
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<アクセス> | ||||
街中にあって説明しづらいので、縮景園のHPを参照のこと。 JR広島駅から1km弱なので、駅から歩いていっても良い。車の場合は、入口前に有料駐車場がある。 入園料は250円。お隣の県立美術館の特別展のチケット提示で100円になる。 |
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