TONARIの　色撮り撮りの「その他」
		縮景園の梅’０９		０９/２/７
				広島県広島市中区上幟町２−１１
		まだ時期的に少し早いのだが、開花のニュースを聞いたので訪れてみた。 　ここは梅の種類は多いので、早咲から遅咲きまで幅広く、開花の便りがあればまったく咲いていないということはない。
		訪れてみれば、予想通り、全体的な見頃にはまだ時間がかかりそうな感じである。それに比例してか、いつもはズラッと並ぶ三脚の列がなく、カメラマンも少ない。 　早咲きの梅が所々でよく咲いているものの、他は蕾が多くて寂しくはあるが、天気もいいし、春の温かい雰囲気がする。 　こういう時は樹形の面白さに着目して、魚眼レンズで枝ぶりを強調してみたりした。
		数はあまり多くないが、蝋梅の花がいくつか咲いていた。こちらは時期的に終りなので、傷んだものが多く、状態のいいものを選んで撮影（左の写真）。 　少し賑やかさはないが、梅の樹形の面白さを写して見る（下の写真）。
		↑私が撮影していると、紋付き袴の新郎と、白無垢姿の花嫁さんがやってきて、梅の花と一緒に写真撮影をしだした。いちカメラマンとしても絵になる被写体なのでお二人と一緒に梅を写したいところだが、まったく関係ない人間が写すというのは憚られるのでそれは我慢して、後姿だけを撮らせていただいた。こういう撮影だと、もう少し花が咲いていると良かったのになぁ〜。
		続いては花を大きく撮影。 　左の写真左側は枝垂れ梅で、こちらはまだ咲きはじめでさびしい感じ。 　左の写真右側は八重紅梅の花。これは比較的咲いていた。 　枝垂れ梅は望遠レンズで切り取り、八重紅梅はマクロレンズ撮影。どちらもボケがきれいに出るので、うまく背景を選べばいい写真になる。 　←まあ、結果はこんな感じで（＾＾；
		これはよく見られる一重の白梅。 　蕾から開いているものまでバリエーションがあり、花の状態も良かった。 　何より三脚の列がないので、他のカメラマンに気を遣いながら撮影しなくて良いのが楽である。
		時々メジロが現れて、花をつつきにやってくるのだが、ちょうど花や枝の陰になってうまく撮影できなかった。 　花のボリュームがないので、なかなか絵にするのは難しい。それでも絵にするのがカメラマンのセンスなのだが。。。
		梅の撮影を終え、少し庭園を散策していると、先ほどの花婿花嫁さんは移動して庭園の方で撮影会をしていた（上の写真左側）。 　遠くを見ると、また別のカップルが撮影会をしていた（上の写真右側）。へぇ〜結構ここで撮影するカップルが多いのかぁ〜
		園内の散策を続ける。 　藪椿などが見られるが、花はさすがに他には見られない。大きなクスノキがあるな〜などと思いながら園内を歩く。 　日陰は寒いが、日が当たると暖かい。 　早春はこの暖かさが気持ち良い。
		撮影会の邪魔にならないよう道を外れながら散策を続ける。 　天気が良いので、写真を撮らずに歩くだけでも気持ち良い。市街地にあるとは思えない場所である。
		最後にぐるぐる巻きにされたソテツ（だったかな？）と一緒にビルなどを撮影。 　縮景園は、庭園と都会の景色が同居している場所である。
		＜アクセス＞
		街中にあって説明しづらいので、縮景園のHPを参照のこと。 　ＪＲ広島駅から１km弱なので、駅から歩いていっても良い。車の場合は、入口前に有料駐車場がある。 　入園料は２５０円。
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