06.5.28撮影
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TONARIの 色撮り撮りの「その他」

井仁の棚田’06 06/5/28
広島県山県郡安芸太田町中筒賀井仁

井仁の棚田 
 日本の棚田百選に広島県では唯一選ばれている井仁の棚田を訪れてみた。

 下調べも何もせず、案内標識があったので「寄ってみよう」という軽いノリでの訪問であったが、いずれは行ってみたいと思ってはいたので、雰囲気の確認が目的であった。

 ←展望所から全体像を撮影。
 天気が悪いので新緑の鮮やかさは出ていない(^^;
井仁の棚田 
 盆地上になった井仁地区の山の斜面に並ぶ棚田。

 棚田には洪水調節機能、保水機能、浄化機能などがあるそうで、天然林と同じ役割を人工的に行なっているわけである。

 農地面積を確保する知恵として形成されていったのであろうが、自然に適った環境へと適応していったのだろう。そうでなければ長くは続かないとも言える。

 最古の石組みは900年前というから歴史の重みがある。
井仁の棚田 
 左の写真のように、一枚の田んぼは四角ではないので、機械で効率的に稲を植えたり刈ったりはできない。

 石組みの補修もあるだろうし、棚田の管理は大変だろうと思われる。ご苦労様です。
井仁の棚田 
 どこをどう撮ったら良いのか悩みながらウロチョロする。

 今回は思いつきで来たようなものなので、別の季節に来た時のための下調べと思って撮影。
井仁の棚田 
 ←上側から見下ろす。

 天気がよければ、水が張られた田んぼへの映りこみや、周りの緑がきれいなのだろうが、今日はちょっと状態が悪かった。

 季節によって表情が随分と異なるだろうから、機会を見て再訪したい。

<アクセス>

 中国自動車道戸河内ICを降りてすぐの交差点を左折し、国道186号を進む。右カーブの周辺で「井仁の棚田」の案内が出るのでそれに従い左折。上の道路(県道304号)に合流したら、左折して県道303号に乗って山道を進む。狭い道を進み、トンネル(離合できない)を抜けると井仁地区に入る。
 少し進んだら案内看板があるのでいくつか点在する駐車場を確認のこと。大型車はトンネル手前にスペースがある。
 駐車場とはなっているが、駐車スペースと言った方がよく、あまり広くない。道幅は狭いので、車で移動するよりも歩いて回った方が良い。
 
 

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