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TONARIの 色撮り撮りの「その他」 |
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紅葉の津和野 |
01/11/17 |
島根県鹿足郡津和野町 |
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別掲のように青野山に登った後は津和野の町を散策する。
登山口から津和野方面に走り、国道9号線と合流するところに大鳥居がある。9号線には乗らず直進(といっても実際は斜め)し、国民宿舎青野山荘の側を通り、高架下付近で津和野の町のメインストリート(県道13号)に合流する。そこを右折し道なりに進むと津和野の中心地に入る。 |
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津和野の町に入る前に車窓から津和野城跡や太鼓谷稲成神社と千本鳥居が見られる。
駐車場はほとんど有料だが、津和野駅近くのレンタルサイクルを利用するのつもりだったので店の人に駐車場のことを訊くと、店の裏の駐車場に無料で置かせてもらえた。散策マップも貰えるたので助かった。
自転車で津和野の町を散策するが、この町のもみじは大変美しい。小さな葉っぱだが、色が濃くて鮮やかである。この紅葉だけで観光客を集められそうだ。
散策コースは、乙女峠のマリア聖堂、太鼓谷稲成神社の下の川沿いの道、西周の旧宅、森鴎外の旧宅、杜塾美術館、最後に殿町と回り、太鼓谷稲成神社へは車で行くことにする。車で移動しなければならないほど広くもないので、自転車で回るのがちょうど良い。
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さて、乙女峠マリア聖堂付近の紅葉がまた良い。
いくらか坂道を上るが距離はない。聖堂はこじんまりとして華美さはないが、内部には宗教画が描かれており、日本の仏閣とは雰囲気が違う。
外観はともかく内部を撮影するのは嫌がれる場合が多いので撮影はしなかった。 |
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太鼓谷稲成神社に登る千本鳥居はジグザグに連なって上へ続いていておもしろい。
特徴的な景観であるのにパンフに写真が載っていないのは写真に撮り辛いためか。
川沿いの道を走り、西周、森鴎外の旧宅、そして杜塾美術館と回る。
ここは津和野藩の筆頭庄屋屋敷を復元した美術館で、津和野ゆかりの画家、中尾彰と吉浦摩耶の作品が展示してあり、点数も多くなかなか見応えがある。2階にはピンホール写真も見られる。
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殿町で肥満の鯉を見た後レンタルサイクルを返し、車で太鼓谷稲成神社に向かう。津和野城跡に登るリフトの前を少し過ぎた所に駐車場がある。
太鼓谷稲成神社は日本五大稲荷のひとつで、朱塗りの華やかな神社である。普通に使う「稲荷」という字ではなく、「稲成」と書くのは願望成就の意が込められているとのこと。ここから見る青野山も良い。
次に城跡に登るリフトの所に移動し、リフトに乗る。往復450円。約5分で到着する。
振り返ればそそり立つ青野山が印象深い。
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リフトの終点から城跡までは少し歩くことになるが、20分くらいの距離。現在は石垣しか残っていないが、紅葉と相まってすばらしい。
紅葉自体は終わりかけで葉っぱも痛んだものが多いが、全体として発色も良く、日の光が少ないのが残念だが、すばらしいとしか表現できない。 |
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本丸跡に登ると、津和野の町並みを一望でき、やはりそそり立つ青野山が印象深い。
標高は367m。登城道(登山道ではない)もあり、その気があれば徒歩でも登れるが、今日はすでに青野山に登っているし、時間もないので次の機会にしよう。 |
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津和野というと広島から見れば遠いという印象があり、人の話によれば鯉が泳いでいるだけの小さな町で、見るところが無いということを聞いていたが、行くと聞くとは大違いであった。
丸一日掛けても見るところに困らないし(入場料がいるので財布との相談がいるが…)、津和野城跡の紅葉を見るだけでも私は満足だった。
観光ツアーで殿町の鯉と、太鼓谷稲成神社を見るだけの人には津和野の良さは伝わり難いのだろう。
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