TONARIの 色撮り撮りの「その他」

柳井の白壁の町並み’08 2008/2/17
山口県柳井市

金魚ちょうちん 
 前回訪れた2年前と同じく、光市の冠梅園に訪れた帰りに立ち寄ってみた。

 昼時だったので、町並みの散策は後回しにしてさっさと奥に進み、2年前に訪れた時に食べた名物の茶がゆでも食べようと「きじや」さんに向かうが、食事は今はやっておらず、別の場所に移転したとのこと...う〜ん残念。


 店内には柳井名物の金魚ちょうちんと、この時期に飾られるお雛様などが飾られていた。
 雰囲気が良かったので1枚撮影しようとしたが、「店内の撮影は御遠慮頂いている。」とのこと。お寺や教会と違って宗教的理由もなさそうだし、著作権の関係もないと思うが、まあ、嫌がられることを敢えてすることもないし(^^;でも金魚ちょうちんは良いそうだ。と言う訳で、軒先に吊してある金魚ちょうちんを撮影(上の写真)。
 
店内から見える大きな木 
 どこで食べようかと思ったが、お隣に食事処があったので入ってみる。店内の雰囲気はなかなか良い。

 あれ、向こうの庭にある大きな木を見た覚えが(左の写真)...あぁ、なるほど。昔、茶がゆを食べたのはこの場所か。

 店員さんはみんな若いし、場所を貸し出したのかな?
 1350円の定食を頂いたが、内容はまずまず。とびきり美味しいとは言えないが、まじめに作っているという印象で好感を持てる。
むろやの園の見取り図 
 昼食後はそのまた隣の「むろやの園」に入ってみる。大人450円。

 今まで有料の所は避けていたのだが(笑)、何回も訪れていると感動が薄くなるもので、新しいところに行ってみたくなるもの^^
 
入口付近 
 中に入ると、外よりもひんやりとして底冷えがしてくる。

 むろやの園は柳井の豪商小田家のお屋敷で、中国地方一の油屋であったそうだ。2階建てだが結構天井が高く梁もしっかりしている。

柳井市の観光協会HPより、むろやの園の説明を以下引用

【県指定有形民俗文化財】

「むろやの園」は、油商として栄えた小田家の屋号「室屋」に由来する。
江戸時代、50隻もの船を持ち、西は九州から東は大阪と手広く商いをおこなっていた西日本屈指の商家であった。
敷地内には、主屋を始め、本蔵、勘定蔵、米蔵、道具小屋、中間部屋など、11棟35室もの建物があり、現存しているものとしては、日本最大規模。
生活用具や商いに使われていた道具なども展示されており、当時の隆盛ぶりを伺い知ることができる。季節限定の展示もあるので、何回でも楽しめる。

−引用終わり−
お雛様 
 この日のお客さんは私たちが一組目ということで、案内の方が丁寧に説明してくれる。昼過ぎで一組目かぁ...利益は出ていないな...^^

 立派なお雛様が飾ってあり、柳井では一番古いものだそうで、テレビの取材ではここのお雛様を紹介するそうだ(左の写真)。

 今の雛飾りは全部揃いで販売されているが、昔はバラ買いだったとのことで、人形の大きさがまちまちで統一感がない。しかし、お内裏様とお雛様は大きく由緒正しい雰囲気がする。
2階の部屋 
 このお屋敷は京都でよく見られる町屋の形式で、通りに面した長さで税金を取られるのに対応して、通り側は狭くして奥に長い形式、いわゆる鰻の寝床という建て方になっている(上の見取り図参照)。

 隠し階段で2階に上がらせて貰ったが、庭を見下ろせる奥様の部屋、女中と下男用の部屋などがある。

 女中の部屋は多少明かりが入るがかなり寒い。下男の方も同じで、こちらは明かりが階段からの光しかない。現代人が住むには辛い環境である。今の時代なら人権問題になりそうなくらいだ。
母屋の庭
 このお屋敷には現在、小田家の方は住んでいないそうだが、すきま風が酷くて、現代風にリフォームしないとちょっと住めないだろう。
 たとえエアコンをつけたとしても、すきま風が多くて役に立たないだろう。今日は風が強い日ではあるが、とても住めそうにない^^

 なお、専門家に言わせると、ここは商人の屋敷ではあるが、武家の屋敷の様式も取り入れているそうだ。
 
庭 
 母屋の探索を終えて奥に進む。

 蔵がいくつもあり、昔の道具などを展示してある。庭もきれいに手入れをしてある。庭の手入れはお金が掛かって大変なのだそうだ。

 建物が入り組んだ複雑な配置で、方向感覚を失いそうになるくらい迷路のようになっている。強盗対策だろうか。こうして観光で見る分には、迷路を進むようで面白い(笑)
瓦の庭 
 一つの敷地とは思えないぐらい長細く、ようやく端に到着。門は閉ざされているが、ここから雁木を使って船に荷物を積めるようになっている。

 左の写真は、その端のところにある庭。この右側に川に面した門がある。

 左の写真では暗くてよく分からないが、船が展示されている。
油締め機 
←油締め機

 油屋さんなのでこういう道具も展示してある。

 社会科見学にちょうど良い感じ^^
土蔵から庭を見下ろす 
 引き返して中央の土蔵に入ると、2階から庭を眺めることが出来る(左の写真)。

 広くて探検したような感じでなかなか面白かった。この450円は価値がある。
 キンカンの木と
町並み 
 3月初めに訪れた時は人通りが多かったが、今日は人通りが少なくて少し寂しい。やはりひな祭りの3月に賑わうのか。

 おやつに以前食べたしょうゆソフトでも食べようと思っていたが、さすがに今日は寒すぎて食べる気がしない(^^;

 代わりに、左の写真のお店で暖かいおせんべいを食べた。
佐川醤油蔵 
 やはり柳井というと甘露醤油なので佐川醤油蔵を訪れ、甘露醤油を購入。刺身醤油に使うと美味しい。

 蔵の中に入ると、醤油の匂いで酔ってしまいそうになる。

 醤油作りの道具の展示の他、ここにもお雛様が展示してある。
金魚 
 大きな醤油樽があり、水を張ってあるので覗いて見れば、金魚が泳いでいた(左の写真)。
国森家 
 最後にこれまた有料の国森家に入ってみる。

 柳井市観光協会HPから以下引用

【国指定重要文化財】

江戸時代中期(18世紀後半)に建造。当時の商家の典型的な家造りが今もそのまま残っている。
当時国森家は、ともし油、びんつけ油を商い隆盛を誇った。
建物は、商家特有の妻入り形式で、本瓦葺、入母屋母屋型の屋根をもつ、白漆喰の土蔵2階建て。
当時多かった火災への備え、盗難や強盗を防ぐための工夫など、色々な仕掛けがされているところは必見!

−引用終わり−

 ここは200円。
国森家内のお雛様 
 お雛様が飾られ、2階にも上がれるようになっているが、先程のむろやの園が広くて面白かったのに比べると物足りない(^^;

 まずこちらから入って、次にむろやの園に行くべきだろう。でないと200円とはいえ損をした気分になる(笑)
 
 ひな祭りの時期には少し早いので、3月に訪れた時より人通りが少なく、飾られているお雛様も少ない感じがした。寒い時期はこんなものかな(^^;金魚ちょうちんを飾ってあるお店も少ないのがちょっと残念かな〜
 


<アクセス>


 玖珂ICより県道70号を南下し、柳井市中心部を目指す。中心部に入ると白壁の町並みの案内が出るのでそれに従う。観光バス用と自家用車用と駐車場が違うので、現地案内に従う。
 

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