TONARIの 色撮り撮りの「その他」

唯称庵跡の楓林 04/11/13
広島県安芸高田市甲田町上甲立

唯称庵跡の楓林
 ここは文政6年(1823)に唯称庵の庵主、本励上人が京都高雄より取り寄せて植えた楓林とのこと。

 2年前に初めて訪れ、去年今年と毎年紅葉の頃に訪れている。
 
 今日の紅葉の具合はまずまずだが、朝早く訪れたために光がなく鮮やかさがあまりないので、撮影ポイントを探しながら時間をつぶす。

 ここはカエデの大木が多いので、幹の感じを出しながら紅葉と組み合わせると良いかもしれない。
唯称庵跡の楓林 
 すぐそばに川が流れているのでその流れと撮りたいところだが、なかなかうまくいかないんですよね〜(笑)。
唯称庵跡の楓林 
 今年は全般的に台風で葉っぱが傷んでいるものが多いのだが、ここは落ち葉を見ると比較的きれいなものが多かった(左の写真)。

 光は差してきたが、この楓林は南側を山に囲まれており、中まで光が入らないので、諦めて別の場所の撮影に向った。
唯称庵跡の楓林 
 他を回り、午後に再び寄ってみた。
 手前はよく日が当たっているが、奥は光が入っていなかった。手前の木は昨年植えられたので、元々の楓林はあまり日の当たらないところにあった訳だ。よくこういう環境で長く生き続けていたものだと感じた。
唯称庵跡の楓林 
 きれいなものから欠けたもの、おもしろい形をした葉っぱなどを一緒に逆光で撮影。

 初めて訪れたときに撮影したものは私の別サイト『広島県の大樹』に掲載しています。
  

<アクセス>
 
 広島方面からは国道54号線を北上し、甲田町の高宮分れの信号(陸橋がある)で左折し県道4号線に入る。まもなく左手に楓林の案内があるので左折。細い道を少し行くとまた案内があるので右折し橋を渡ったらすぐ左手にある。駐車場は橋を渡った右手に用意されている。
 

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