TONARIの 色撮り撮りの「花 々」

四季の  吾妻山の花々

 <2006年10月28日撮影>


 昨年秋に初めて訪れて、紅葉もきれいだと分かったので、今年も登ってきました。
 まずは、葉っぱの紅葉から
 

<葉っぱの紅葉>
ヤマボウシ 
ヤマボウシ(山法師)

 色合いは少し黒ずんだ感じですが、赤茶色の紅葉で、光を透過させればきれいです。

 実は熟して落ちた後なのか、残っていませんでした。
ブナ 
ブナ(山毛欅)

 山の紅葉といえばブナは外せません。

 黄色系統の色づきですが、左の写真のような色合いもあります。

コハウチワカエデ 
コハウチワカエデ(小羽団扇楓)

 切れ込みの多いモミジの中でも、切れ込みの多い葉っぱ。

 赤くなるものから黄色になるものまで様々。日当たりなどの関係があるのでしょうか。

 きれいな葉っぱが見つかりませんでした^^
ハウチワカエデ 
ハウチワカエデ(羽団扇楓)

 こちらは大型のハウチワカエデ。写真にすると縮尺が分からなくなりますが、明らかコハウチワカエデより大きいです。

 やはり傷んだ葉っぱが多く、きれいなものが見つかりませんでした。
ウリハダカエデ 
ウリハダカエデ(瓜膚楓)

 吾妻山の山肌を美しく染める主役がこのウリハダカエデで、この葉っぱがいたるところにあります。

 切れ込みは浅く、大きな葉っぱです。

 
ミズナラ 
ミズナラ(水楢)

 ブナと同じく標高の高い1000m付近の山で多く見られる木で、しばしば大木になります。

 黄色系統の紅葉ですが、左の写真はまだ緑が残っています。

 葉柄がないことでコナラと区別できます。
コアジサイ 
コアジサイ(小紫陽花)

 低木に移りまして...

 6月頃淡い紫色の花をつけるコアジサイですが、紅葉もなかなかのものです。

 茶色っぽい色づきですが、光沢があるので綺麗ですよ。
ガマズミ 
ガマズミ

 この木の葉っぱも鮮やかで綺麗です。
 左の写真は地面近くにあったので、折れたのかも?

 虫食いはありますが、光を透過させるとそれなりに綺麗に写ります^^
ホツツジ
ホツツジ(穂躑躅)

 この葉っぱも鮮やかさでは負けていません。よく群生するので、よけいに鮮やかです。
イワカガミと??? 
 地面を見ると、イワカガミの光沢のある葉っぱの中に、白く縁取りされた3枚葉がありました。

 何の葉っぱか分かりませんが、何気ないところに綺麗なものがあります。

 上だけでなく下も見ながら歩きましょう。

<赤い実>
マムシグサ 
マムシグサ(蝮草)

 今回はあまり状態の良いものが見つかりませんでしたが、背丈のある植物はやはり存在感があります。
ツルリンドウ 
ツルリンドウ(蔓竜胆)

 リンドウはまだ咲いていましたが、ツルリンドウの花は9月頃なので、みんな赤い実になっています。

 気をつけて見ると結構ありますよ。
アキグミ 
アキグミ(秋茱萸)

 上のツルリンドウの実は食べられませんが、これは食べられる実です。ちょっとえぐ味がありますが...

 ことしは実の付き具合が寂しいかな?

<花>
カワラナデシコ 
カワラナデシコ(河原撫子)

 時期的には終わっている頃ですが、綺麗なものが少しだけ残っていました。

 紅葉目当てで来ていますが、こうした花があるとやはり良いですね。
マツムシソウ 
マツムシソウ(松虫草)

 これまた時期が終わっている頃の花ですが、綺麗なものが残っていました。
イヨフウロ 
イヨフウロ(伊予風露)

 時期外れの花が続きますが、この花も咲いていました。

 今年はこの花を撮影していなかったので、最後に綺麗なものが撮れました。
リンドウ 
リンドウ(竜胆)

 ほぼ花の時期は終わっているのですが、リンドウだけはまだまだ元気でした。

 お日様の光を受けていっぱい花を開いていました。
アカモノ 
アカモノ(赤物)

 例年通り(笑)、この花の狂い咲きを探していたら、ようやくひとつだけ見つけました。
エノコログサ 
エノコログサ(狗尾草)

 光を透過させると、茶色い穂が柔らかに輝きます。

 今回は掲載量が多いので、吾妻山の紅葉は別のページで紹介することにします。
 

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