TONARIの 色撮り撮りの「花 々」

四季の  吾妻山の花々

 <2010年5月3日撮影>

サンインスミレサイシン 
サンインスミレサイシン(山陰菫細辛)

 5月の初旬に吾妻山に来るのは初めてだが、今年は花が遅いようなので、例年なら4月下旬くらいの花が咲いているということだろうか?

 大型のスミレであるスミレサイシンが良く咲いている。花色に青味が強いスミレだ。
 
サンインスミレサイシン
オオタチツボスミレ 
オオタチツボスミレ(大立坪菫)

 同じスミレだが、こちらは普通の?薄いスミレ色。

 上のサンインスミレサイシンは大型なので目立つが、こちらはよく群生しているのでよく目立つ。

 スミレは花期が長めだが、今頃が一番いいくらいか?
ネコノメソウ 
ネコノメソウ(猫の目草)

 水辺や湿り気のあるところで群生している。

 左の写真では、倒木に沿って咲いているところを撮影していて、この奥に小さな流れがある。

 珍しくも無く、平地でも普通に見られるものだが、これだけ固まって咲いていると絵になる。
ボタンネコノメソウ 
ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)

 同じネコノメソウでも鮮やかさはこちらの方が上である。

 下の写真はピントがズレているが^^、鮮やかな苞葉の黄色が大変目立つ。

ボタンネコノメソウ
ユキザサ 
ユキザサ(雪笹)

 まだ花が開いていなくて、蕾の状態である。

 若い葉っぱが柔らかそうな緑色で、初々しさを感じる。

 葉っぱは結構見られるので、もう少ししたら白い花が楽しめそうである。
ダイセンキスミレ 
 ダイセンキスミレ(大山黄菫)

 キスミレがよく見られる尾根に出る前に、大きな群生地を見つけた。こんなに群生しているのを見たのは初めてかな?

 鮮やかな黄色で美しく、花の形も可愛らしい。
 ダイセンキスミレ
フウロケマン 
 フウロケマン(風露華鬘)

 こちらも群生する花であるが、大木の根元に固まって咲いているのを見つけたので、そんな雰囲気が出るように撮影してみた。

 道端にもよく咲いていた。
 フウロケマン
?クロモジ 
クロモジ(黒文字)

 ←黄緑色の花と初々しい緑色の新芽が可愛らしいクロモジ。

 左側の写真の花は???

 クロモジかと思ったが、枝の色は黒くないし、少し雰囲気が違うようだ。

 ご存知の方は教えて下さい。
ミヤマカタバミミヤマカタバミ 
ミヤマカタバミ(深山傍食)

 お日様が高くなると花を開いて、道端を白く染める花である。

 朝早く歩くのが好きな私だが、そうするとこの花が閉じている事が多くて。。。


 ←花色がピンク色のカタバミを見つけた。
エンレイソウ 
エンレイソウ(延齢草)

 いつも花が終わった頃見ることが多いのだが、今日はちょうど花の時期が良いようだ。

 大群落とまではいかないが、数株固まって咲いていてよく目立つ。

 花は地味で目立たず、特徴的な葉っぱの方が印象的である。
ショウジョウバカマ 
 ショウジョウバカマ(猩々袴)

 平地では花が終わってしまっているが、ここは標高が高いので、これから咲き始めるようだ。

 まだ背の低いものが多いのだが、咲き始めの初々しい花色が鮮やかである。
キャラボク 
キャラボク(伽羅木)

 山頂部にあるキャラボクの木。

 小さな花がたくさんついているが、普通は花に見えない(笑)

 地味な花なので、私以外注目して見ている人はいなかった^^
ミヤマシキミ 
ミヤマシキミ(深山樒)

 こちらもまだ咲き始めで、左の写真の花が一番良く咲いているくらいだった。

 吾妻山で見た記憶があまりないのだが、日当たりの良いところで、他の草木の陰になるところで咲いていた。
吾妻山 
 この日は天気が良かったが、遠くの方は霞んでいて展望はイマイチ。

 でも、これくらい見渡すことが出来るだけでもいいが^^

 まだ木々の緑は萌え始めたばかりで、全体的にまだ灰色の世界である。
ニワトコ 
ニワトコかな?

 木に泡のような花が咲いていたのが面白くて写してみた。
 
 図鑑で探すとニワトコのようだ。

 よく探せば他にも名前が分からない花がいるかもしれないな〜
オオヤマザクラ 
オオヤマザクラ(大山桜)

 平地の桜は散ってしまったが、吾妻山周辺ではまだ桜が咲いている。

 この木の分布域でないので、オオヤマザクラかどうか未だ自信が無いのだが、休暇村周辺だけでなく、ここに来る道沿いでも見られた。

 蕾もあるし、時期的にはちょうど良い頃のようだ。
オオヤマザクラ
吾妻山とミズバショウ 
ミズバショウ(水芭蕉)

 自生しているわけではないが、すっかり吾妻山の春の風景になったミズバショウ。

 左の写真でははっきり分からないと思うが、池の周りに白い仏炎苞が少し見えている。

 この日は登山者も多く、春の賑わいを見せていた。
  

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