TONARIの 色撮り撮りの「山 行」

四季の  深入山の花々

<2006年5月28日撮影>

ホコバスミレ 
ホコバスミレ(鉾葉菫)

 (ただの)スミレの変種で、鉾のような細長い葉っぱが特徴。

 山焼き後の他の草がまだ生えていない剥き出しの地面から、ひょっこり顔を出していた。
ヒメハギ 
ヒメハギ(姫萩)

 日当たりの良いところでよく見る小さな花で、草花が少ない5月では一番よく見られる花かもしれない。

 小さな花だが、ある程度は固まって咲いているので、それなりに華やかである。
レンゲツツジ 
レンゲツツジ(蓮華躑躅)

 まだ花を開く前だが、蕾の状態もなかなかきれいだ。

 時期的には咲いていてもよい頃だが、今年は少し遅いようだ。咲いていた花もあったが、やはり全体的には蕾が多かった。

 大形の花であり、群生して咲いている姿はとても華やか。
イワカガミ 
イワカガミ(岩鏡)

 雨に打たれているせいか花の状態が悪いものが多かったが、比較的状態の良かったものを選んで撮影。

 花もきれいだが、名前の由来となっている光沢の良い葉っぱの色もきれいである。
バイカウツギ 
バイカウツギ(梅花空木)

 梅の花に似ることから名付けられたとのこと。

 小雨混じりの天気の為、暗くてスローシャッターになり、ブレた写真になってしまった。

 晴れた日に見れば、木全体についた白い花が華やかに見えるのだろう。
ダイセンミツバツツジ 
ダイセンミツバツツジ(大山三葉躑躅)

 濃い赤紫色が鮮やかな花で、写真のようによく群生する。
フモトスミレ 
フモトスミレ(麓菫)

 麓と名前がついているが、標高の高い場所でも見られる。
 花だけを見るとニョイスミレとよく似ているが、花茎が赤いことで区別する。

 葉っぱの模様がきれいなものを良く見る気がする。
コバノガマズミ 
コバノガマズミ

 5月は木の花が多く見られるが、その中でも良く見られるのがガマズミの仲間だろう。

 ガマズミ、ミヤマガマズミ、コバノガマズミ、オトコヨウゾメ、ゴマギなどいろいろあって見分けるのも大変である。

 ガマズミとコバノガマズミは葉っぱに毛があるので触って確かめると良い。ガマズミは円形に近い大きな葉っぱであるが、コバノガマズミはそれと比べると細長い。ミヤマガマズミは毛が少ない。
オトコヨウゾメ 
オトコヨウゾメ

 葉っぱの感じはコバノガマズミとよく似ているが、こちらはほぼ無毛で葉柄も少し長め。花つきも少ない感じ。
ミズナラ 
ミズナラの新緑

 花ではないが、ミズナラの新緑がきれいだったので掲載する。

 天気が思わしくないので暗い感じになっているが、天気の良い日は新緑が明るく柔らかいだろう。
タチシオデ 
タチシオデ(立牛尾菜)

 南登山口に戻って来ると、見慣れない花を見つけた。初めて見る花だったので何の花か分からなかったが、図鑑で調べるとタチシオデのようだ。


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