TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」

帝釈峡の花々 2006年3月25日撮影
広島県庄原市東城町

ネコノメソウ 
ネコノメソウ(猫の目草)

 今年は開花時期が1週間程度遅く、この日はあまり花を見ることが出来なかった。

 そんな中咲いていたのは、このネコノメソウといくつかの花。

 それでも数が少なく、咲き始めという感じだった。
スズシロソウ 
 スズシロソウ(蘿蔔草)

 春の帝釈峡というと、このスズシロソウがこれでもかというくらい咲いているのだが、この日は殆ど咲いておらず、結局撮影したのは左の写真1枚だけ。

 日の光が強すぎて露出オーバーになってしまい、コントラストが強すぎる写真になった。
スハマソウ 
スハマソウ(洲浜草)

 花は少なかったが、目当てにしていたスハマソウは花の状態もよく、花の数も多かった。

 
スハマソウ 
 岩の上に群生して咲いている様は、なかなか見事!

 盗掘などせず、自然の中だけで見て欲しい。


 今回は花が少なかったので、帝釈峡の早春の風景を紹介する。
 

雄橋 
 世界三大天然橋のひとつ、雄橋。

 周囲の木々はまだ葉っぱをつけておらず、静かな渓谷である。緑が増えると生命力が溢れてくるが、まだ木々は眠りから覚めていない。
雄橋 
 水量がないので河原に下りて雄橋を見上げる。

 いつ見ても圧倒される大きさである。

 水も清らかで美しい。
川の流れ 
 川の流れにレンズを向けると、いろいろな色の川底の石がきれいだったのでパシャリ。

 シャッタースピードを遅めにして撮影したが、透明感のある仕上がりになった。それだけ水が美しいのであろう。
カワガラス 
 川を見ていると、なにやら岩の上で鳥が見える。おそらくカワガラスであろう。

 写真では分かり難いが、岩の上に停まっている。

 3羽ぐらい見えたが、雄橋の下のほうで行ったり来たりしていた。
苔むした木 
 渓流のそばにある木だからか、樹皮に苔がついた木が割りと見られる。

 逆光の位置から見ると、苔に光が当たって輝いている。

 紅葉した葉っぱが落葉せず残っている。
鏡のような流れ 
 流れの緩やかなところで、鏡のように周囲の景色を映しこんでいる場所があった。

 水がきれいなこともあるが、こうした水の表情に目を向けてみるのも良いものである。
  

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