TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」

帝釈峡の花々 2006年8月5日撮影
広島県庄原市東城町

クサギ 
クサギ(臭木)

 秋に見られる毒々しいような色合いの実が印象的だが、花はおとなしい白い色。

 おしべとめしべが長く突き出ているのが面白い。
ハグロソウ 
ハグロソウ(葉黒草)

 花が上下二つに分かれた、あまり見ないタイプの花。
 遊歩道そばで見られ、小さな花なので、何となく歩いていると見過ごしそうだ。

 花期としてはまだ少し早いのか、ポツポツといった程度で、小さいだけに少々寂しい感じもする。同じ葉っぱが他にもあるので、もっと多く咲くのではないかと思う。
モミジガサ  
モミジガサ(紅葉傘)

 モミジ状に裂けた大きな葉っぱが特徴的な花で、花自体は地味だが、よく群生しているの、群生して咲く姿はなかなかのもの。

 左の写真でオレンジ色に見えるのは、キツネノカミソリ。
ギンバイソウ 
ギンバイソウ(銀梅草)

 最初は球状のつぼみがたくさんついているが、花が開くと花火のように飛び出す面白い花。

 大きな葉っぱの先が2つに分かれるのが特徴的で、花が無くても分かりやすい。

 
カエル 
 川の中を見ると、岩の色と同化したカエルがいた。
マムシグサ 
マムシグサ(蝮草)

 実が緑色から赤に染まり出している。
素麺滝 
 素麺滝

 前回5月に訪れた時は水量が多かったが、素麺滝という名前が示すように、素麺のような細い筋が落ちている。

 滝の上の部分が葉っぱと葉陰に隠れて見えづらいので、ちょっと面白味がないかな〜(^_^;
キツネノカミソリ 
キツネノカミソリ(狐の剃刀)

 今回一番見られたのがこのキツネノカミソリ。
 道の脇の斜面にたくさん群生していた。

 おしべが花から長く突き出ているので、オオキツネノカミソリというそうだ。
トンボ 
 背景が悪いが、トンボも幾種類か見られる。

 虫はよく分からないので厳密な種類は分からないが、スマートな姿でなかなか格好良い。
きのこ 
 貝の様に見えるキノコを発見。

 大きなキノコで、食べられそうな気がしないでもないが、素人はキノコに手を出してはいけない。

水の流れ 
 雄橋の下の河原に下りて、小休止。

 水の流れがきれいだったのでスローシャッターで撮影。

 前はカワガラスが飛んでいたが、今日は見えなかった。
ヤブラン 
ヤブラン(藪蘭)

 花を開いたものが少なかったが、もう少ししたらたくさん咲くだろう。つぼみ自体はあちこちで見た。

 日当たりの良いところで、少し咲いているものがあったので撮影。紫色がきれいだ。

 秋には黒い実のような種子をつけていて、黒い割には光沢があるので目に付く。
白雲洞の内部 
 暑いので、久し振りに白雲洞の中に入ってみた。
 長さ200m、気温は11℃、入洞料は250円。

 入口から冷たい空気が流れ出し、入ると凍えるほど寒い。少しすると体が慣れてきて、心地よい涼しさになる。

 前に入ったのはかなり前なので、どんな所か忘れていた。小規模な鍾乳洞だが、それなりに面白かった。250円だから、暑い日は涼みに入っても良いだろう。

 ただし、外に出ると蒸し蒸しするのは仕方がない(^^;

 夏のせいかお客さんが少なく、ゆっくりと歩くことが出来た。
 今回はマネキグサを目当てに行ったが、少々早かったようで、いつものフライングだった(笑)
   

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