TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」

帝釈峡の花々 2011年8月28日撮影
広島県庄原市東城町

イワタバコ 
イワタバコ(岩煙草)

 時期的には遅いので、この株しか見つからなかった。

 状態が良いと色合いがキレイなのだが、萎れているので、証拠写真的に撮っただけである。
ハグロソウ 
ハグロソウ
(葉黒草)


 2枚花弁の変わった花である。

 点々と咲いていて、小さな花だが割と目につく。
シデシャジン 
シデシャジン
(四手沙参)


 花の状態が良いものがなかったので写真にするのに難儀したが、サワギキョウを思わせる紫色がキレイである。

 色合いが似ているな〜と思ったら、やはりキキョウ科の花だった。
モミジガサ  
モミジガサ
(紅葉傘)


 花はカニコウモリと同じように見えるが、葉っぱがモミジのような形になっている。

 ひとつひとつの花はあまり印象にならないが、群生して咲くので印象に残る。
テリハアザミ 
テリハアザミ
(照葉薊)


 帝釈峡に咲く大型のアザミで、1m以上の高さになる。

 葉っぱは硬質で刺が痛そう。

 11月初旬に訪れた時でもキレイに咲いていたので、晩秋くらいでも咲いているのだろう。
ギンバイソウ 
ギンバイソウ(銀梅草)

 葉の先が二つに分岐した特徴的な大きな葉っぱなので、花が無くても見つけることが出来る。

 花はどこかだらしない印象を受けるが、この花も群生するので、群生した所は印象的である。
 
 ↓この花の葉っぱではないが、小さなカタツムリが(^^;

 
ヤブラン 
ヤブラン(藪蘭)

 こちらも群生する花である。今日はこの花を多く見た。

 町中でも結構見ることがあり、自然の中で見ても有難味?がないかな?
ツルボ 
ツルボ(蔓穂)

 パッと見はヤブランに見えるので、近寄ってみないと分かり辛い。まあ、花の雰囲気が違うのだが^^

 どちらもユリ科の花である。
雄橋川霧

 ↑雄橋までやって来た。朝早いのでお客さんも少なくて清々しい。上の写真ではイマイチ分かり辛いが、川霧が出ていて幻想的な風景になっていた。
 
ゲンノショウコ 
ゲンノショウコ
(現の証拠)


 日当たりのよいところに出てくるとゲンノショウコが咲いている。

 左の写真はまだ開き始めで、何だか雰囲気が異なる。

 朝早いとこういう姿が見られるのがよい。
クズ 
クズ(葛)

 秋の七草であるが、線路脇とか荒れ地で蔓延るので、あまり風情はないかな?

 大きな葉っぱの陰になって見辛いことも多いのだが、マメ科らしい可愛らしい花をつける。
キツネノマゴ 
キツネノマゴ(狐のまご)

 田んぼの畦とか日当たりのよい草地で良く見られる。色はハグロソウと同じピンク色。
 以前、キツネノゴマと間違って覚えていた(^^;

エノコログサ(狗尾草)

 いわゆるネコジャラシ。この時期は花がついているのだが、分かるかな?

エノコログサ
マネキグサ 
 マネキグサ(招草)

 今日訪れたのはこの花を見るためだった。
 シソ科オドリコソウ属とのことで、オドリコソウのように小人が踊っているような花である。
 オドリコソウより赤みが強く、鮮やか。
マネキグサ
スギゴケ 
 ↓ヌスビトハギ(盗人萩)

 花はまだ咲いていたが、この植物は花より実の方が面白い。
 この植物がたくさんあるところを歩くと、ズボンにこの実がくっついている。

 ←杉苔というのかな、木の樹皮にびっしり付いた苔はたくさん水分を含んでいる。ヌスビトハギ

 最後にキノコ達を。。。
 
キノコ 
 こういう湿り気のある場所はキノコがたくさん見られるので、地面を良く探すと面白いキノコが結構見つかる。

 ↓小人の目線で探すと、小さなキノコも大きな木に見えてくる?
 キノコ
キノコ 
 ←キクラゲのような雰囲気の朱色のキノコ。

 ↓笠にブツブツがある黄色いキノコ。種類も名前も分からないので、採取して食べないように。写真を撮る場合、キノコは魅力的な被写体である。
 キノコ
    

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