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TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」 |
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深山峡 (加計) |
06/11/25 |
広島県山県郡安芸太田町加計 |
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近くを通る時に案内標識は見ていながら行かずにいたので、どんな所だろうかと紅葉の頃に訪れてみた。
石割の滝、なめら滝と車窓から見て、少し上の駐車場に車を停めて歩き出す。 |
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<アクセス>
戸河内ICを出てすぐを右折し温井ダムを目指して進む。加計の町に入って右に橋のあるT字路を左折し、すぐの交差点を直進する。なめら滝のところのカーブを過ぎたところに広めの駐車場有り。
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着いてみて、舗装された都市の公園のような様相に半ばがっかり。まあ、家族連れを想定しているのだから、今時はこんなものか...
先ほど車で通り過ぎたなめら滝に向けて少し下り、ここからスタート。
滝はそれなりに良いが、明らかに人工的に整備された川で面白味がない。子供の安全を考えると、親水公園的なものになってしまうのだろうが...これが自然だと思われたら、本来の自然での危険回避能力が磨かれないだろうなと、つい余計なことを考えてしまう(失笑)。
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舗装された遊歩道を300mほど進むと、この峡谷を代表する滝、深山の滝に到着する(左の写真)。
人工的な川を見て歩いてきたせいか、最初に見た時に「この滝も人工?」(笑)と思ってしまったが、大きな四角い岩が階段状になったなかなか趣のある滝である。
水量も豊富で、赤茶けた岩と細かな段になったところを流れ落ちる滝の表情もなかなか良い。
整備され(過ぎ)た公園を見て気が萎えていたが、この滝を見て元気になった(^−^) |
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紅葉は終わりに近づいている印象だが、色合いの良いもみじがあったので、滝の流れと一緒に撮影(左の写真)。
上でいろいろ文句のようなものを書いてきたが、この滝は家族連れで気軽に見に来るのにはちょうど良いだろうなと思う。でも、やっぱり土と緑が少ないな...(^^; |
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この峡谷は約1kmの間に7つの滝があるということなので、一番奥の姉妹滝まで歩くことにする。
階段を登り、深山の滝を下に見ながら上へ。上に行くと展望デッキとなっていて広い範囲が見下ろせる。そこから奥に進むと、深山の滝の上の広い岩の上に降りることが出来る。
滝の落ち口が見えるので、勇気のある方はどうぞ。それほど危なくはないが、落ちたら大怪我だけでは済まないので注意のこと。 |
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川を渡って堰堤を左に見ながら奥へと上る。この辺から舗装路は終わり土の道になる。やはり土の道の方が好きだ(^^;
深山の滝から約300mで五段滝に到着(左の写真)。
左の写真では雰囲気が伝わらないと思うが、落差と水量があって、これも良い滝である。
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五段滝が見られる橋を渡って左に下ると処女滝の見える橋に到着。
小規模ではあるが、水量もあり、岩が迫った感じがよい。
なお、この処女滝へ下る道は少し危険なので要注意。
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橋のところに戻り、さらに奥へ進む。
包丁岩や五段滝の流れを横から見ながら進むと三段滝へ到着(左の写真)。
紅葉が残っていればそれなりに雰囲気が良かったと思うが、どこの川にでもあるような小滝である。 |
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地獄滝を見て更に進むと最奥の姉妹滝に到着(左の写真)。
2条に分かれた水量のある滝で、もう少し落差があればなぁ〜と思うが、まずまずの滝である。
ここで行き止まりなので引き返す。 |
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ちょっと消化不良なので、渓流に下りて流れを撮影(左の写真)。
地獄滝の少し上流地点になり、奥に姉妹滝の流れが少し見える。
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最初は人工的な公園で期待はしなかったが、深山の滝はきれいで、そこから奥は自然が残っていてなかなか良かった。
植物も豊富とのことなので、別の季節に来て見なければならないだろう。
なお、車道が上を通っているので、名前とは違って深山の雰囲気に少し欠けるのが... |
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