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TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」 |
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鳴ヶ滝 |
05/11/13 |
広島県三次市君田村櫃田 |
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この滝は旧君田村を代表する滝で、以前から訪れたいと思っていた。
観光パンフなどにはよく使われているのに、行き方などの情報はあまりなく、神之瀬峡に訪れたときも行こうと思いながら様子が分からないのでそのまま行かずにいた。
今回は道が整備されたという情報を得ていたのではじめて訪れることにした。 |
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旧君田村の道の駅ふぉレスト君田から県道456号に入り、神野瀬発電所の所を右折。狭い道を進み、民家を過ぎてからもっと道が狭くなり、やがて舗装が切れ、離合できない山道になる。山道にある程度慣れている私でも躊躇するような道なので、運転に自信がない方は民家辺りの広いところに車を停めて歩いた方が良い(ちょっと距離があります)。
対向車が来ないことを祈りつつ(多分来ないと思うが)慎重に運転をして曲谷橋まで登る。車はこの辺に辛うじて停められるスペースがあるが、少し下の少し広いところに停めた方が無難である。少し登ると急な階段が設置してありこれを下る。
登山靴でなくても良いが、できればトレッキングシューズくらいの靴で行った方が良い。あまり観光気分で行くには少々危ないので注意のこと。
階段を下って川を渡る。左手が鳴ヶ滝の落ち口になる。川を渡ったら左に折れ、道をたどって登り下りする。やがて左手下方に鳴ヶ滝が見えてくる。滑りやすいので注意のこと。
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二条に分かれて流れ落ちるきれいな滝で、落差はそれほどないが、水量もあり、懐もあるなかなか良い滝である。
惜しむらくは、せっかく紅葉の時期なのだから、流れの近くに紅葉がもっとあればよいのだが、こればかりは贅沢な話(^^;
流れ落ちた水が岩にあたって舞い上がり、近くによると水しぶきがかかるほど勢いがある。カメラが濡れない程度まで近づいて撮影したのが左の写真。
夏ならばとても涼しいだろう。 |
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実はこの鳴ヶ滝の他にも多くの滝が見られる。が、道が鳴ヶ滝周辺までしかないので他の滝へ行くのはちょっと危ない。危ないと思ったら行かない主義なので、安全に撮れる範囲で撮ってみた。
左の写真は、車を停めた曲谷橋の下を流れ落ちる滝である。
樋のように岩の間をかなりの落差を流れ落ちている。どこからを滝というのか定義がよく分からないが、橋の上からも流れ落ちているので、もしかしたら100mくらいは落差があるかもしれない。
もっとも、全体像がよく分からないので、”傾斜のキツイ渓流”と言ってしまえばそのような気もする(失笑) |
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上の滝の一部を望遠レンズで切り取ってみた(左の写真)。
この鳴ヶ滝は、誰もいない、人工物もない(正確にはありますが)、聞こえるのは風と水の音だけといった秘境的な雰囲気がするそんな滝である。
アクセスの悪さが玉に瑕だが、逆に人が訪れ難いからこそこれだけの自然が残っているのだろう。
出来ることなら、このまま人が近寄りがたい場所のままにして欲しいと思う。ワイワイガヤガヤの観光客が来るには似合わない滝である。
滝の音を聞きながら瞑想にでもふけりたい、そんな雰囲気の場所だった。 |
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