<参考タイム>

長淵

(10分)

姉妹滝

(20分)

赤滝

(10分)

女夫淵

(20分)

黒淵
渡船場
TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」

紅葉の三段峡(下流) (長淵 ⇔ 黒淵) 17/11/5
広島県山県郡安芸太田町

 
 
 しばらく訪れていなかった三段峡であるが、時間が出来たので、紅葉の良いこの時季を歩いてみることにした。久しぶりであるので、長淵⇔黒淵のお手軽ルートを選択。お手軽とはいってもきちんと登山靴で歩く。

 可部線(可部ー三段峡間)が廃線となって観光客が少なくなったとはいえ、一番良い紅葉シーズンだけあって、朝早くてもそこそこの人出である。

 ←ツガの大木(左側)

←姉妹滝
 今日は水量が多いのか”姉妹”になっていない。これくらいの水量があるとより見応えがある。
 
←竜ノ口

 姉妹滝からすぐの竜ノ口。
 少し離れると、狭い断崖の間を川が流れているのが分かる。写真だと迫力が伝わらないが、水の勢いもあって、三段峡の見どころの一つである。

←シラヤマギクかな?

 もう咲いている花が少ない時期であるので、少し萎れかけではあるが、まだまだ美しい姿である。
 
←赤滝。
 遊歩道のすぐそばで見ることが出来て、飛沫も感じることが出来る。岩の赤色がきれいである。
 
←遊歩道にはこんな岩をくりぬいたトンネルもある。
 
↓川に紅葉が映り込んだりしている。
   川の水は澄んできれいである。紅葉の具合はイマイチかな〜良いときはもっと鮮やかなのだが。
 上の写真右側が女夫淵。右側の淵が土砂で埋まりつつあるようだ。
 
 
 遊歩道は広い場所もあるが、だいたいは、ゆっくりとすれ違えるくらいの幅で、傾斜が緩やかなところもあれば、急傾斜のところもあり、できれば登山靴、最低運動靴で歩いて欲しい。

←こうした大きな懸崖がいくつも見ることが出来る。
 
←黒淵渡船のりば近くは例年紅葉が美しい場所。

 今日は青空がきれいなので、紅葉とのコントラストが良い。
 
 黒淵渡船は往復500円。船に乗らずに進むことも可能であるが、三段峡といえばやはりここで船に乗るのが醍醐味?であるので今回も乗ることにする。着いた時には船が出たばかりであったが、お客さんが多い時期なので、船はすぐに次がやって来る。
 
   巨大な懸崖の間を船で進む。明暗差が大きいので、写真を撮ってもこんな感じになってしまうが、実際に目で見た方が美しい。
 
 
    
 今日はお手軽コースなので、船で渡った先の黒淵荘が今日の目的地。ここでヤマメの塩焼きを美味しくいただく。
 黒淵荘を抜けて吊り橋を渡ったところにトイレがある。バイオトイレが設置されているが、現在は使えないようで、簡易トイレが設置してある。
 
 しばらくゆっくりと周辺の撮影を楽しむ。
 
 明暗差が大きいので黒淵の写真はなかなかに難しい。光を待つ時間はないので、適当なところで切り上げることにした。

 しかし、見上げれば見事な青空があり、紅葉した木々と一緒に撮影する。
 
 日の当たった懸崖も良い味が出ている。

 この日はとても多くの観光客が居て、向こう側からくる船は毎回満員だった。今が稼ぎ時である。

 
 
 しばし撮影を楽しんだ後は帰路に着く。
 時間と気力があれば(体力はある^^)更に歩けるが、久し振りの山歩きなので無理はしない。

 船から見上げる黒淵の懸崖は迫力がある。

 しかし、今日はいい天気だな〜
 
 帰路では多くの人とすれ違う。
 この時間から歩いたら帰るのが遅くなるのにな〜と余計な心配もするが、私と同じように黒淵までの往復なら問題はない。水梨まで歩いてバスで戻るというコースの人もいるのだろう。

 ↓おっと、紫色の花が見えたと思ったら、狂い咲きのキシツツジである。萎れた感じで盛期の華やかさはないが、花のない時期なので目に付いた。と言ってもこの一輪しか見つけられなかった。5月ぐらいが本来の見頃だろう。
 
 紅葉の盛期は全体的に過ぎている感じであるが、良さそうな枝ぶりを探して撮影。クローズアップで撮影出来そうな葉っぱはあまり見つけられなかった。とは言え、やはり三段峡は気持ちの良い渓谷である。
 

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