TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」

瀬戸の滝 (07秋) 07/11/11
広島県廿日市市吉和

瀬戸の滝 
 以前、十方山から下山する途中に立ち寄って、その大きさに感動したものだが、長い間訪れていなかったので、紅葉の良い時期を見て久し振りに訪れてみた。

 瀬戸の滝へ直接行ける遊歩道があり、およそ800mで到着する。以前訪れた時には無かったと思うので、今回初めて通る道である。

 道は整備されているので登山靴でなくても良いが、足元が良いというほどではないので、サンダルの類はやめた方が良い。


←上段の滝と下段の滝上部
ヨシノアザミ 
 出発点となる十方山登山道に到着。
 紅葉の時期なので、十方山に登る登山者が多く、団体さんも多かった。ここから登る十方山は辛いが、それに見合う素晴らしさもある。

 今日の私は瀬戸の滝だけの軟弱者(笑)

 トイレ横から遊歩道に入る。遅い時期まで咲いているヨシノアザミが咲いており、少し華やかである。
遊歩道沿いの景色 
 遊歩道は程好く整備されていて、コンクリ張りの観光客向けの情緒の無い遊歩道でないのが良い。

 コンクリートで固められた道は道の保護には良いだろうが、自然を楽しむのだから土の道を歩く方が好ましいのである。
渓流 
 渓流の岩には落ち葉が降り積もり、水の流れに彩りを沿えている。

渓畔林 
 渓流のそばを歩くので、水の流れとその周りの渓畔林に包まれ、しっとりと紅葉に身を浸すことが出来る。

 紅葉の時期としては少し遅いかと思っていたが、木々に葉っぱも十分残っているし、河原にも落葉があってとてもきれいである。
遊歩道 
 大きな岩に挟まれた場所は、左の写真のように橋を使って通り抜ける。

 橋の下には小規模な滝が幾段かある。
遊歩道沿いの巨木 
 遊歩道からでも割と大きな木が見える。

 左の写真の木は遊歩道すぐそばにあり、幹周りは3m以上はあるだろう。

 なお、魚眼レンズでデフォルメしてあるので、実際の感じはもう少し細い(^^;

 ここから少し歩けば瀬戸の滝で、木々の向こうに白い筋が見える。
瀬戸の滝 
 入口から800mほどで瀬戸の滝に到着。撮影しながらゆっくり歩いて20分ほど。

 久し振りに見たが、周囲の雰囲気も良いし、落差の大きな立派な滝である。この滝も広島県を代表する滝のひとつであろう。

 下からは下段しか見えないが、この上に上段が隠れている。上段が19m、下段が28mで計47mとのこと。
瀬戸の滝 
 滝の周囲の紅葉も期待以上にきれいで、下段の落ち口付近がちょうど紅葉した木々が覆い被さる感じでなかなか絵になる。

 冒頭の写真は狭くて急な道を上がって撮影したもので、ここまで来ると上段が見えてくる。

 なお、この急坂は滑りやすくて危険なので、十分注意して登って欲しい。石を落としてしまうと、下にいる人に当たる可能性があるので加害者にならないように。
瀬戸の滝 
←下段の落ち口をアップで。

 瀬戸の滝を紹介されているHPなどを見ると、これより水量が多いときのものもあるので、この時はあまり水量は多くなかったようだ。

 瀬戸の滝を堪能したら元来た道を戻る。
遊歩道沿いの巨木 
 ←遊歩道沿いの山の斜面に、しっかり根を降ろした木があったので、根の張り具合を強調して撮影。

 十方山登山道はブナ林の美しい道なのだが、この瀬戸の滝の遊歩道はブナはあまり見ないものの、こちらはこちらでなかなかに見応えがある。枯れ枝と紅葉
渓畔林 
 水がとてもきれいで、流れが速くなったり遅くなったりしながら流れている。

 こういった水辺の風景が残っているのが良い。
何の実? 
 遊歩道から赤いものが見えたので河原に下りてみると、左の写真のような赤いもが垂れ下がっていた。

 実はマユミのような感じなのだが、背は低く、ナルコユリくらいの大きさだった。実のつき方が寂しいし...何でしょうね、マユミの幼木?ご存知の方は教えてください。m(_ _)m

<追記>ムラサキマユミという植物だそうです。

 

 初めてこの遊歩道を歩いてみたが、必要以上に人の手が入っていないようで、他の季節に来てもいろいろ表情が違って面白そうだ。むろん瀬戸の滝の存在感が大きく、この滝だけでも見応えがあるし、今回のように秋に来ても良いし、初々しい新緑の頃なども良さそうである。
 

<アクセス>

 中国自動車道吉和ICを下りて右折し、すぐの郵便局前の信号を吉和支所方面に右折。突き当たり、支所を横に見て右折し道なりに進む。途中、めがひらスキー場、ウッドワン美術館への分岐があるが無視して直進。まもなく道が狭くなり(一部離合が難しいところがあるので注意)、立野キャンプ場分岐を過ぎ、橋を渡って少し進んだところに十方山登山口の駐車場があるのでここに車を停める。
 トイレ横の川沿いの道を進んでゆけば瀬戸の滝へ達する。
 

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