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TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」 |
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瀬戸の滝 (12春) |
12/5/27 |
広島県廿日市市吉和 |
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新緑の時期の瀬戸の滝を写真に収めようと、初めてこの時期に訪れてみた。
時期的にコケイランとヒメレンゲが見頃だろうなと思い、この2つの花も目的にする。
何気にインターネットを見ていると、ヒメレンゲと滝・渓流の写真を撮るのが流行っている?ようで、以前より写真が多くupされていた。
いつものように十方山登山口に駐車するが、相変わらず車が多い。 |
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歩き始めて間もなく、目的のコケイランをさっそく見つける(上の写真左側)。
他にも咲いていたし、時期的にはちょうど良いようである。
小さい白い花がたくさん咲いているなと顔を近づけてみると、タニギキョウが咲いている(上の写真中央)。
小さいため見過ごしがちだが、意外と多くの花が咲いていて、こちらも時期的にちょうどよいようである。
上の写真右側がラショウモンカズラ。
こちらは花が大きくて、咲いていればよく目立つ。紫の花色が目につく。
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湿った所に咲くウワバミソウ(左の写真)。
葉っぱは大きくて分かりやすいが、花は華やかさが無くて地味なので、あまり大きく写そうとは思われない花かな? |
←苔にはたくさんの水分が含まれていて、こうした水玉になっている。
ピント合わせが難しい(><)
↓きれいな虫が葉っぱの上にいた。虫は詳しくないので種類は分からないが、花とは違う色合いの美しさがある。 |
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瀬戸の滝へ向かう遊歩道は、渓流沿いに作られていて、新緑・紅葉と美しい道である。
サワグルミ、トチノキなどの大木も多く、今の時期は新緑の黄緑色が目に優しい。
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←お気に入りの撮影スポット。
水の流れ、岩、苔、緑の木々…
いつまでものんびりと佇んでいたい場所である。 |
橋を越えて少し歩くと、ようやく瀬戸の滝が見えてくる。
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いつ見ても立派な良い滝である。
今の時期はヒメレンゲが咲いているので、滝と一緒に写すのもお勧めである。ただ、花の盛期は少し過ぎているようだったが。
日当たりの良い時間帯に来たので、スローシャッターで写すと滝の水が白く飛んでしまうが、それもまあ良しとしましょう(^^A
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緑は濃くなりつつあり、白い滝とのコントラスト良い。
私だけしかいないのかと思いきや、一眼レフを持った人たち数人がおり、ヒメレンゲの写真などを撮っていた。本当に流行っているのかな?
家族連れも何組か訪れていて、なかなか人気のようである。
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滝を後にして来た道を引き返す。
上の写真は滝の手前にある大きな根っこが特徴的なトチノキ。
上の写真右側は別のところで撮影したトチノキの花。
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こちらも遊歩道そばにある巨木で、ずっと上の方にある葉っぱを確認すると、やはりカツラだった。
斜面に生えているので計測が難しいが、幹周りは5mは越えているだろう。
将来が楽しみな巨木である。 |
最後に地味な花だが、左側がマムシグサ。厳密な種類は分からないが^^
←こちらはニョイスミレ。6月頃でも見ることのできる花期の長いスミレである。
写真を撮りながらなので私は片道40分ほどかかるのだが、普通に歩くのなら30分もかからないくらいの手軽で美しい場所である。
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<アクセス> |
中国自動車道吉和ICを下りて右折し、すぐの郵便局前の信号を吉和支所方面に右折。突き当たり、支所を横に見て右折し道なりに進む。途中、めがひらスキー場、ウッドワン美術館への分岐があるが無視して直進。まもなく道が狭くなり(一部離合が難しいところがあるので注意)、立野キャンプ場分岐を過ぎ、橋を渡って少し進んだところに十方山登山口の駐車場があるのでここに車を停める。
トイレ横の川沿いの道を進んでゆけば瀬戸の滝へ達する。
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