TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」

鎧 滝 '06 06/11/25
広島県山県郡北広島町(旧芸北町)

鎧滝 
 滝巡りをされる方の評価が高いようなので、いつか行こうと思っていた滝で、安芸太田、北広島と回る都合があったので足を伸ばしてみた。

 桜広場(ただの原っぱのような^^)に車を置いて歩き始める。5分ほど下ると草摺亭なる休憩所?があり、この辺まで来ると滝の轟音が下から聞こえ、木々に間から白い筋が見える。

 ここからジグザグの坂道。谷の下まで下りると思うとちょっと気持ちが萎えるが、落葉した木々の間からは滝が見えるし、思ったより早く下に到着する。桜広場から20分ほど。

 足元は出来ればトレッキングシューズの方が良いと思う。

 左の写真は坂の途中から。紅葉していれば絶景ではないかと思う。
鎧滝 
 川まで下って少し上流へ進む。足元は石が多いので注意。

 正面に回ると、なるほど素晴らしい滝である。

 説明看板によれば、大佐山を源流とし、高さ15m(上段7m・下段8m)、滝壷は35m×25m、滝壷の深さは最大7.5mとのこと。

 日本の鎧の草摺りの形に見立てての命名だそうである。
鎧滝 
 滝の全体像は左の写真の通り。

 落差15mは滝の大きさとしては特別大きいわけではないが、この滝の特徴は何と言っても滝壷の大きさ、懐の深さである。

 自然に飲み込まれているような錯覚を覚えるほど懐が深く、ただ滝の轟音が静寂の世界を打ち破っているに過ぎない。

 あぁ!これで紅葉と青空があれば素晴らしいことだろう。これは是非再訪しなければ!
鎧滝 
 正面からも悪くないが、この滝は少し斜めから撮る方が格好良く写る。

 この滝は広島を代表する滝のひとつと言って過言はないだろう。
 


<アクセス>

 戸河内ICを降りて直進し、国道191号線を進む。虫木トンネルを越えて下ったところの松原の信号で直進して県道11号線に入る。道なりに進み、緑資源幹線林道の案内があるので右折(ちょっと見落としやすい)。道なりに進んで行くと桜広場と名付けられた原っぱがあるのでそこに車を停める。途中にある緑の広場、芝の広場からでも行けるが、歩く道程が長くなる。
 車で少し奥まで下れるが、未舗装路なので、運転に不安のある方は広場で駐車するのが無難である。
 

Copyright(C)2001-2010 All Right-reseaved tonari