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TONARIの 色撮り撮りの「渓 谷・ 滝」 |
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鎧 滝 ’10 |
10/11/3 |
広島県山県郡北広島町(旧芸北町) |
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あまり一般には知られていないが、個人的に広島県を代表する滝のひとつだと思っているのがこの鎧滝である。
紅葉の頃に訪れたことがなかったので、少し久し振りになるが訪れてみた。
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桜広場からのダート道は、草刈りをしておらず、車一台分の間隔しかなく、せり出た木で車のボディに擦り傷をつけながら下る。行き止まりの広い所で、見物に来ていた車が一台居てビックリ!来る人が居るんだ(笑)
階段の降り口にあった小屋は壊れて廃墟になっており、ここに建てた意味が分からない。何か活用するつもりだったのだろうが、見捨てられた感じである。
遊歩道を下り、木々の間から見える鎧滝を撮りながら歩く。
日が差さないが、周囲の紅葉はキレイである。 |
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ここの遊歩道はジグザグに100m位の標高差を一気に下って行くので、帰りを思うと気が重いが(笑)、距離は短いので心配いらない(^^;
日があまり差さないので落ち着いた感じだが、この遊歩道の周囲もなかなかキレイなので、紅葉を探しながら歩くと良い。
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下まで降りてくると鎧滝が見えてくる。上から15分くらいかな?
あ〜雰囲気は相変わらずいいのに、太陽が滝壺に当たらないので、イマイチ絵にならないな〜 |
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ブッシュをかき分けて(と言うほどでもないかな^^)鎧滝の正面へ(冒頭の写真)。
そうそう、この懐の大きさがこの滝の良い所。
←水面に映った滝を撮影。
上流に民家があるとは思えないほど水がきれいである。でも、ここは飲まない方がいいと思う。
滝に光が当たらないので、しばらく待つことにする。 |
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しばらく待って、やっと上段の部分に光が当たり始めた。しかし、この明暗差で写真にするのは難しい。。。
もうしばらく待ちたかったが、次の予定があるので、これで引き上げることにした。
上の写真が10時過ぎなので、12時くらいで光が滝壺に当たるのだろうか。
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帰りながら時々振り向いて、未練がましく(笑)滝を見る。
この滝は横から見ると立体感が出てカッコイイので、望遠レンズで日の当たっている上段を切り抜いて撮影する。
すぐ近くにキレイに黄葉するカエデの類は無いのだが、これも秋色であるし、それなりに満足して帰る。 |
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滝全部に日は当たらなかったが、今日は青空もキレイで、人の気配が感じられない自然の中に居ると、何だか気分がリフレッシュする。
いい所なのだが、知名度がないだけで人が来ない。。。勿体ないなぁ。
この日は三段峡の紅葉が良い日なので、あちらにはたくさんの人だったのだろう。ここも良かったですよ〜(^−^) |
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これから標高差100mを登るが、登りは落ち葉とか紅葉した葉っぱを探しながら進む。
オオモミジは真っ赤な葉っぱは無いが、橙色のキレイなトーンである。ブナの葉っぱも同じような色合いで紅葉している。
人が歩かないので、葉っぱもあまり傷むことなく残っている。 |
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←遊歩道からの展望スポットから最後の撮影。
上から見下ろす鎧滝も絵になる。 |
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登り口からウリカエデ、イヌシデ、ドウダンツツジ(上の3枚の写真)などを撮影しながら20分位で廃屋まで戻る。
ドウダンツツジは植えたものだろうが、日が当たればキレイである。が、植栽せずにこの場所にある植物を使えば良いと思う。上の桜広場は荒れ地になっているし(他の広場も荒れ地)、手入れが出来ないのならこの地にあった植物をそのまま活かせば良いのに、何でもかんでも同じように整備するんだよなぁ〜と愚痴はこの辺にして(^^;、次は時間帯を変えて訪れてみたい。
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<アクセス>
戸河内ICを降りて直進し、国道191号線を進む。虫木トンネルを越えて下ったところの松原の信号で直進して県道11号線に入る。道なりに進み、緑資源幹線林道の案内があるので右折(ちょっと見落としやすい)。道なりに進んで行くと桜広場と名付けられた原っぱがあるのでそこに車を停める。途中にある緑の広場、芝の広場からでも行けるが、歩く道程が長くなる。
車で少し奥まで下れるが、未舗装路なので、運転に不安のある方は広場で駐車するのが無難である。
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