【行程】
4日目
志摩観光
ホテル
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安乗埼
灯台
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二見浦
夫婦岩
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伊勢神宮
内宮
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名古屋
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広島 |
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TONARIの 色撮り撮りの「紀行」 |
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秋の東南紀・伊勢紀行 |
2008年10月31日〜11月3日 |
和歌山県・三重県 |
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<4日目>11月3日 −安乗埼灯台・二見浦・夫婦岩・伊勢神宮内宮 |
翌朝も早起きをして朝日を見に行く。
ホテル近くの橋からでも見られるそうだが、車で2、30分ほどにある安乗埼灯台に向かう。文章では説明しにくいので、アクセスは調べてほしいが、ホテルからは10kmほどの距離である。
空はどんよりして今日も日の出は期待できそうにない。天気予報も雨の予報が出ていたので期待はしていなかったのだが、ここまで来たので少しは朝日を拝みたいもの。
駐車場に車を停めて(ここは無料^^)少し歩くと灯台の下に着く。ここの灯台は四角形の変わった建物である。「ハマユウの丘」と標識が出ていたので、花の時期にはハマユウが咲くのだろう。
朝日が出る時刻になったが、明るくなった程度でやはり顔を出さない。仕方ないので、少し辺りを散策することにした。花の少なくなる時期ではあるが、意外と花が咲いていた。 |
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ツワブキ(石蕗)
ツワブキはあちこちに多く咲いていた。 |
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キノクニシオギク(紀国潮菊)
釣り人が作ったらしき道を辿って海を見渡せる断崖絶壁に出ると、鮮やかな黄色い花が多く咲いていた。図鑑で調べると、イソギク(磯菊)とシオギク(潮菊)の中間種のキノクニシオギクという花のようだ。
モコモコッとした頭花がかわいらしいし、葉っぱの色と形も海辺の植物らしくて良い。 |
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アゼトウナ(畦唐菜)かな?
こちらは開いたものが少なかったが、ヤクシソウに似た花をつけていた。
花が開いたものより蕾の方がきれいだったので、左の写真のように撮ってみた。 |
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ハマナデシコ(浜撫子)
時期的に遅いので、少ししか咲いていなかったが、赤味のあるピンク色がきれいなハマナデシコが咲いていた。
周りにある葉っぱはキノクニシオギクで、ハマナデシコは花だけ外に顔を出していた。 |
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ハマアザミ(浜薊)
この花も良く咲いていたが、枯れた花も多いので、あまりきれいな感じがしない^^。
光沢があるトゲトゲの葉っぱが痛そうである。 |
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花の撮影などをしながらあらかた周辺の散策を終えて帰ろうとしたら、ようやく太陽が出てきたので早速撮影会(笑)
太陽が出たのは数分だけだったが、それなりに雰囲気のある感じでなかなか良かった。
瀬戸内海に住んでいると、地平線から太陽が顔を出すのにお目にかかれないので期待していたが、昨日今日と見ることはできなかった。しかし、朝日が海を照らす光景は見られたので良かったとは思う。
次回は地平線からの朝日を(^0^)/ |
志摩観光
ホテル
9:00発
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ホテルに戻り朝食。
朝食はスクランブルエッグでこれまた美味しい。こういうのは家庭では作れない。
パンにつけるマーマレードジャムもまた美味しくて全部使ってしまった(笑)
ホテル売店では伊勢らしく真珠と関連商品の他に、スープの缶詰、ジャムなどが売られているが、お値段が高いので買うのは躊躇してしまう。美味しいのは確実なのだが(^^; |
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今日はこの旅行の最終日で、観光の定番、二見浦の夫婦岩と伊勢神宮内宮を回ってから帰ることにする。
ホテルを出発して二見浦を目指す。予定では眺めの良い有料道路の伊勢志摩スカイラインを通って行くつもりだったが、今日は雨が降り出しそうな天気なので展望が悪かろうと行くのを止めた。
国道167号線を北上して鳥羽市に入り、国道42号線を二見浦方面に進む(有料道路には入らない)。二見浦に到着したが駐車場が分からず、新二見トンネルを抜けてすぐのところを右折して狭い路地に入ってみる。海岸沿いに駐車場があるが既に満車状態。しかし運良く1台空いたので無事停められた。ここは無料(偉い!)。
海沿いに歩いて行き、お社の横を過ぎて行くと有名な夫婦岩がある(左下の写真)。
観光パンフなどで見る写真のイメージではもっと大きな岩かと思えば、実物は結構小さくて、どこにでもあるような岩でちょっと拍子抜けする。
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二見浦
夫婦岩
9:50 |
大勢の人が来ているので隙を見て記念撮影をし、そのまま海沿いの道を進み、そばのお店で焼きガキと大アサリをいただく(下の写真)。
ここで引き返して車に戻る。
時間があればJR二見浦駅までの参道を歩いても良さそうだが、次の目的地の伊勢神宮は人が多いはずなので少しでも早く行くことにする。
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国道42号線に出て右折し、突き当たりを左折。今度は移動時間を短縮したいので有料道路の伊勢二見鳥羽ラインに乗って伊勢ICを降り、国道23号線に合流して伊勢神宮方面に南下する。まもなく伊勢神宮内宮だが、駐車場は一杯でよそへ行くよう指示されたが、どこにあるか案内してくれないので(車の量が多いから仕方ないのだが)どこに行けばよいのかと迷う。。。後から地図を見れば、宇治浦田町の交差点を左折してそのまま進めば臨時駐車場の案内があったのだが、路地に迷い込む前の車に盲目的について行ったため少し迷ってしまっただけである(^^;
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伊勢神宮
臨時駐車場
10:40 |
臨時駐車場は河川敷にあり、かなり広いが、それでも沢山車が停まっている。さすがは伊勢神宮と妙に納得する。駐車場は無料。
←駐車場から参道に向かう途中にあったお店。
桜が多く植えられているので、お花見の頃でも良さそうだ。もちろん花見客も多いことだろうが。。。 |
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少し歩いて参道に入ると、「人波」という表現がそのまま当てはまるような状態で、とても写真を撮れる状態ではない。立ち止まってカメラを構えようものなら後ろを歩く人に追突されそうな状態で、こんなに人が集まるのかと驚く。
参道脇のお店は雰囲気のある木造の建物だが、これだけ人通りが多いと撮ろうという気になれない。写真では少し余裕があるように見えるが、これでも少し早く行ったので”まばら”な方だった。
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大鳥居
11:00 |
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おかげ横町を通り過ぎ、ようやく入口の大鳥居の前まで来る。橋の上も人の列が続く。
小雨が降り続くあいにくの天気だが、そんなことは関係ないかのような人出である。静かな(というより人のいない)神社に行くことが多いので、これだけ人が居ると人に酔ってしまいそうである。
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ここから内宮までは結構距離があり、幅広い砂利道をひたすら歩いてゆく。
小雨は降り続くが、大きな木が多いので、木の下に入れば傘がなくても大丈夫だった。
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←スギの巨木
伊勢神宮には巨木が多いとは聞いていたが、幹回り5mクラスの杉が当たり前のように聳えている。
巨木を一つ一つ撮影していこうかとも思ったが、これだけ数があると、特別大きな木でないと撮影する気になれなかった。
境内はかなり広いので、もっと大きな木がありそうである。 |
内宮
11:20 |
内宮の前の石段の所で記念撮影(左の写真)。
ここから上は撮影禁止になっているのでカメラをバッグにしまう。
お社は意外とこぢんまりしていて、空間が広く取られている。簡素な雰囲気で無機質な印象さえ受ける。普通の神社とは少し異質な気配である。
お参りを済ませて出口に向かうと、先程と同じような場所があり、いずれこちらにお社が移動するのだろう。伊勢神宮では定期的にお社を造り替えるそうで、その材料は鎮守の森で賄われるので、大きな木が育つよう整備されているようだ。 |
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←このスギも大きい。根がしっかりとしているし樹形もきれいである。
帰りになると人がある程度ばらけてゆっくり歩けるようになる。
神社というと年配の人か、縁結びの神社なら若い女性が多いのだが、ここはあらゆる年代の人が参拝している。 |
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帰りも人波は衰えず続いているので、昼時の一番混む時間になる前に適当なところで昼食にする。それでもギリギリ席が空いていたくらい。名物のてこね寿司を頂くが、順番待ちの列が出来ていたので、あまりゆっくりと味わえなかった。
昼食を終え、有名なところなので様子見におかげ横町に入ってみるが、こちらは更なる人波。芋を洗うような混雑ぶりで、いい加減人波に嫌気が差しだし、適当に散策して元の通りに戻った。
おかげ横丁を出たところにある有名な「赤福」ではお客さんの行列が続いていた。一時期バッシングが酷かった赤福だが、人気は戻っているようで、やはり伊勢の名物として根強い人気があるようである。
人の多いところは気が引けてしまうので、土産の一つでも買おうと、お客さんの少ない一刀彫のお店で根付けを購入。最後に会社への土産に和菓子屋さんでお菓子を買って帰り、伊勢神宮を後にする。
帰るぐらいになっても臨時駐車場さえ多くの車が停まり、人出が衰えていない。さすが伊勢神宮の人気は凄い。
伊勢神宮を後にして高速道路に乗って名古屋に向かう。途中のサービスエリアも人で溢れている。大都市に近いと人口が多いな〜あまり住みたくないな〜(笑)と思いながら無事名古屋に入る。ちょうど前の車が接触事故を起こしていて、1台違いで大変なことになるところだった。幸い被害は車だけのようだった。
レンタカー屋さんに車を返してから名古屋駅へ。指定席をとった新幹線はまだまだ時間が後なのだが、他の観光地に行くにしても中途半端な時間になるので、早めの新幹線に乗る。しばらくは座れなかったが、大阪を過ぎればさすがに座れる。予定より早く帰広したが、翌日は仕事なので、早く帰った方が楽である。
一度は行ってみたいと思っていた伊勢神宮にお参りできたし、今回の旅行でも大きな巨樹巨木に出会えて満足(^−^)。いくつかあそこはあんな風に写真を撮りたかったな〜というものはあるが、初めての場所で良い景色にも出会えたし、初めから良い事尽くめだと次回の楽しみがないので、今回はこれで良かったのだと思う。次回はいつ行けるか、もしくは行けないかもしれないが、皆さんも、お時間があれば訪れてみてください。
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−秋の東南紀・伊勢紀行 おしまい− |
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