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TONARIの 色撮り撮りの「紀行」 |
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千年松としまなみ海道の旅 |
2014年2月22日〜23日 |
愛媛県今治市 |
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【2月22日】 |
父の古希のお祝いで愛媛県今治市吉海町(大島)にある「千年松」に行くことになったので、どこか近くで行くところはないかと調べてみる。
恒例の?巨樹巨木については未訪の気になる木がいくつかあるし、大三島にはまだ訪れていない美術館もあるし、行こうと思えばたくさんあるのだが、我が子はまだ11ヶ月なので、それを連れて行くとなると、数を行くのはちょっと辛い。と言う訳で、子供にあまり負担にならないくらいの場所に絞ってゆっくり回る行程とした。
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大島へはしまなみ海道で行くのが一般的だが、子供をずっとチャイルドシートに縛っておくのは可哀想なので、少し交通費は高くなるが、忠海から大三島の盛港までフェリーで行くことにする。大人も運転する時間が減るので結構楽である。
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忠海港
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大久野島
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盛港 |
呉から忠海港は1時間と少しで到着。券売機で乗船券を買うが、土日は同乗者の乗船料はサービスとのこと。片道1600円。30分の短い船旅である。
家族連れが多いなと思っていたが、途中立ち寄る大久野島で殆どが下船した。
学校で平和学習を受ける広島県民としては毒ガスの島とのイメージがあるのだが、近年はウサギの島として人気があるのだとか。うちの子も大きくなったら連れてくるかな。 |
大山祇神社 |
盛港に着き、最初の目的地、大山祇神社へ。
既に何回か訪れているが、邪心のない赤ちゃんが樹齢2000年オーバーの楠木の巨樹を見ると、トトロでも発見するかなとちょっと期待(笑)。
道の駅に車を置いてお参りに向かう。
楠木の巨樹は以前と同じくどんと構えている。このクラスになると数年ぶりぐらいでは全く変化は感じられない。むしろこちらの方の変化が大きい^^
うちの子がトトロでも見つけるかなと顔を窺っていたのだが、何も思うところはなかったよう。。。まあ、当たり前ではあるが(^^;
さて、近年のパワースポットブームのせいか、年配者の団体さんだけでなく、普段神社に訪れないだろう若い子たちを割と見かけた。ちょっと危うさを感じるパワースポットブームだが、冠婚葬祭しか宗教的なものと触れ合うことがないので、その他の機会に、若者と神社との接点が増えるのは良いことだろうと思う。
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亀老山展望公園 |
出発が遅くなり他に寄れるところももうあまりないので、おとなしくそのまま大島へ向かう。
大三島ICからしまなみ海道に乗り、大島北ICで降りる。夕方にはまだ間があるので、展望台からの景色が良いという亀老山に車で登る。
頂上付近にバスの駐車場があるだけあって、山道にしては道幅が広くて運転しやすい。普通車の駐車場はちょうど工事中なので、裏に回って大型車用の駐車場に車を停める。
ここは一般的な?展望台と違って、現代建築のような凝った造りとなっていて、どう行けばよいのか初めはちょっと戸惑う(笑) |
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上に出ると360°の展望が開け、来島海峡大橋が一望できる。夕方近くなので橋の写真を撮るのには光の状態が悪いが、目で見る分には爽快で気持ちがよい。冬は風が冷たいだろうが、今日は暖かいし、上着を着て手袋をしていれば寒くはない。
柵の所に南京錠がたくさん取り付けられているが、カップルが一緒に取り付けたら結ばれるとかそういった類のおなじないか?個人的にはその手のことに与したくないが、まあ、イベントとして何かある方が面白いのだろうし、それも風景の一部として撮ってみる。
観光シーズンではないが、夕方にしてはお客さんがぼちぼちとやって来るし、自転車仲間、カップルなどが登ってくる。
瀬戸内の島々には山の上に展望台が設置されているところも多いのだが、ここは山道が広いので訪れやすいようである。夕日がきれいな場所と聞くのでそれまで待ってみたいが、赤ちゃんに風邪を引かせてしまうので、日がある内にここを後にする。
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千年松 |
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千年松は砂浜のそばにあり、来島海峡大橋に夕日が落ちていくのを見ることができるので、汗を流した後は砂浜に出てしばし撮影を愉しむ。
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夕飯は豪華(^0^)
日本三大潮流の一つ、来島海峡で育った鯛の味は格別!
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【2月23日】 |
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←朝早くに起きたので部屋の窓から瀬戸内海と月と今治市街地の灯りを撮影。
↓おっと、この山の形は石鎚山かな?
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朝食前にまた砂浜に出て日の出(海から上がる所は見ることはできないが)を撮影したり、砂浜の端の方まで散歩してみる。海岸沿いに散策路があるようだが、時間がないので適当な所で引き返して朝食を摂る。
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翌日は、木曜か金曜日のNHKニュースで河津桜が咲き始めたと言っていた、今治市のサンライズ糸山へ向かう。咲き始めとはいえ、映像では割と咲いている印象だったのでまあ大丈夫だろうし、新しいお花見スポットをチェックしておこうと考えた。
大島南ICから来島海峡大橋を渡って今治北ICで降りる。目的地は橋のすぐ近くなので開花状況が見えるかな?と思ったが、それが分からず嫌な予感が。。。ICを降りて北に向かい、サンライズ糸山の駐車場へ車を停める。
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サンライズ糸山 |
嫌な予感は的中し、まだ本当に咲き始め状態。。。そりゃあ確かに咲き始めたと言っていましたよNHKさん。でも、映像では割と咲いていたし期待するじゃありませんか(><)
いや、分かるんですよ。少しでも咲いているところをピックアップして賑やかな映像にしたいという気持ちは。でもね、報道なんですよ。正しく伝えないと。「咲き始め」という言葉より、映像の方が印象に残るのですよ。
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っと、得手勝手な^^NHKへの文句はこれくらいにして(笑)、だいたい私はフライング気味に行くことが多いからなあ(^^A
木によってはまずまず咲いているものもあるので、全くの空振りということはなく、華やかさはないもののそれなりに写真を撮っていく。花がよく咲いていれば、鮮やかな河津桜と瀬戸内海・来島海峡大橋といういかにも絵になるロケーションである。
満開の頃は花見客が多いことだろう。しまなみ海道には他にも桜の名所があるし、時間にゆとりがあれば橋伝いに桜巡りができる。まあ、今回は様子の確認ということでまたの機会としよう。
ただ、高速料金が1区間なのに高いのがなあ。。。(^^A
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続いては、吉海町の郷土文化センターへ。何故町の文化センターかというと、洋画家の野間仁根の作品が展示されているからである。しまなみ海道では瀬戸田の平山郁夫美術館をはじめ、大三島にも美術館がいくつかあり、実は隠れた?アートスポットである。今回はあまり数が行けないので、その中で一つだけに絞ったのが野間仁根の作品がある文化センターである。
内海町の中心部を抜けて少し離れたところにあり、バラ園がお隣にある。予想はしていたが広い駐車場には車がポツポツと停まっているくらいで、随分と寂しい。まあ、バラも咲いていないし、観光シーズンではないのだからこんなものか。。。
文化センターに入ると、係の年輩の女性が突然の?来訪者にビックリした模様(笑)。暇なところでずっと居るというのもしんどいだろうなぁ(^^A。
町の郷土資料館でもあり、町の文化センターなので、そういった展示の方がメイン。興味がある人なら面白いところを探せるかも知れないが、知識がないとよく分からない(笑)町の方々の作品も展示されているが、普通に上手いものの印象に残る作品はやはり無い。さっと見て目的の野間仁根の展示室へ。
瀬戸内海を描いた絵を期待していたのだが、今の時期は展示していないようでがっかり。。。展示数も少なくてがっかり。。。でも、展示されているバラの絵はさすがである。でも、瀬戸内海の絵も観たかったなあ〜呉市安浦町出身の南薫造の作品もそうだが、瀬戸内海の風景と油絵との相性が良いようで、野間仁根の実物の絵を観たかった。そうそう来られないので、もう少し展示数を増やして欲しいところだが。。。普通の文化センターの展示室といった感じで、野間仁根クラスの画家の作品を飾るには少々雰囲気が軽い。小さな町だから仕方ないのだろうが。
ついでにバラ園のお土産屋さんでお土産を物色し、道の駅 よしうみいきいき館へ移動。急流体験観潮船があるのでどうかな?と思ったのだが、先に船に乗った母から電話があり、寒いから小さな子は止めた方がよいということだったので、道の駅を物色してここを後にした。この道の駅では、七輪での海鮮バーベキューが人気だそうで、多くの人が食べていた。うちの子はまだ小さいので、危ないから今回はなし。大きくなったらね^^
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再びしまなみ海道に乗り、多々羅ICで降りて道の駅で小休止。
道の駅で少し子供を散歩させてから盛港へ向けて出発し、船に乗って忠海港へ。
子供が大きければ行けるとことはいろいろあるのだが、まだ小さいので無理はさせられないのでそのまま帰宅。
初めての船旅はどうだったかな?大きくなったらまた行きましょう! |
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