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TONARIの 色撮り撮りの「湿 原」 |
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赤名湿地性植物群落 |
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<2006/7/15撮影> |
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カキラン(柿蘭)
この時期の湿原でのお目当てのひとつは、このカキラン。
以前は木道のすぐそばに咲いていたのだが、咲いている数が少なく、かつ遠くにしかいなかった。
位置が良ければ下から覗き上げるのだが(^^; |
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クサレダマ(草連玉)
盛期は過ぎているようで、あまり状態の良いものが少なかったが、一番良い状態のものを探して撮影。
湿原ではポピュラーな花だが、絵になる花である。
ホタルブクロやチダケサシなどもいたが、写真の出来が良くないので割愛する(^^; |
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モウセンゴケ(毛氈苔)
遠い上に草の間からなのではっきりとは分からないが、点在する小さな白い花は、おそらくモウセンゴケの花だろうと思う。
左の写真は、300o相当で撮影したものを、パソコン上で更に大きくしている。ピントが合っていないので、この程度の拡大で止めた(^^; |
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ミミカキグサ(耳掻草)
上のモウセンゴケと同じくらい小さな花が咲いていた。
これまた遠いのではっきり分からないが、おそらくミミカキグサだろうと思う。
この位置だと400oくらいのレンズが必要かもしれない。 |
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オニスゲ(鬼菅)
花ではないが、オニスゲはよく見られる。 |
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ガマズミ
写真だけでは判断だきないが、ガマズミの仲間には間違いない。
あまり大きな葉っぱではなかったと思うので、コバノガマズミのようにも見えるが、托葉がはっきり分からないので、とりあえずガマズミとしておく。 |
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イヌザンショウ(犬山椒)
湿原には蝶々やトンボが飛んだり吸蜜していたりするが、ちょうどきれいな蝶々が花の蕾に止まっていたので撮影。
遠くにあり、棘が確認できないが、葉っぱの形から言うと、おそらくイヌザンショウではないかと思う。
花はこれからのようだ。 |
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コウホネ(河骨)
池までやってくると、コウホネが咲いていた。
もっと近いと良いのだが、生態写真だと思って撮影。
ヒツジグサの蕾がたくさんあったが、朝早いため開いたものは無かった。 |
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ヒツジグサ(未草)
ようやく開きかけてくれたが、いい加減待ちくたびれたので、これで我慢(笑)。
ヒツジグサが目当ての場合は昼近くに来られると良い。 |
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ミソハギ(禊萩)
ハンカイソウはほぼ萎れ、ノハナショウブはひとつ残っていたが写真に出来る状態ではなかった。やはり6月の花である。
ミソハギは状態が良かったが、まだ花が少なかった。
エゾミソハギの可能性があるが、毛の有無まで確認できないので、とりあえずミソハギとする。 |
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ヤマウルシ(山漆)
湿原から目線を上に上げると、ヤマウルシがあった。
触るとかぶれるので注意が必要だが、緑色の葉っぱがなかなかきれいだ。
ウルシの仲間は紅葉がきれいだが、紅葉していなくてもなかなか良い。 |
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ヒツジグサが開くのを待っていると、たくさんのトンボが舞っているのに出会う。多くは合体トンボである。
昆虫に詳しくないので種類は不明。
波が立たないので水面が鏡のようになっており、水面に写ったトンボを撮影してみたのが左の写真。ピントが甘いのでもうひとつか... |
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オトギリソウ(弟切草)
葉っぱと花弁に小さな黒い点がある。
葉を油に浸したものを傷薬として使うそうだ。 |
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コオニユリ(小鬼百合)
まだ蕾の状態で、花はまだのようだ。
背が高くなるので、それなりに見栄えがするかな? |
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コムラサキ(小紫)
図鑑によれば「山麓や原野の湿原にまれに生え」とあるが、葉っぱの先半分に鋸歯があることからコムラサキと考えてよいと思う。
果実が紫色をしているので、実の時期はよく分かるが、こんなかわいらしい花をつけるとは。 |
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ヌマトラノオ(沼虎の尾)
オカトラノオは見つけたので、この花はいないかと探していて見つけた。
まだ背は低いので、これからどんどん伸びていくのだろう。
こうして見ると、クサレダマの花の黄色い版のように見える。図鑑を見れば、同じサクラソウ科オカトラノオ属になっていた。 |
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ミゾカクシ(溝隠)
ミゾカクシというよりアゼムシロというほうが馴染みがあるだろうか。
溝を隠すように群生する様子からの命名だそうだが、この時はあまり群生しておらず、ぽつぽつといった感じだった。
サワギキョウの花に似ているな、と思ったら、思ったとおりキキョウ科の花だ。淡い赤紫色の色合いがなんともきれいである。 |
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