TONARIの 色撮り撮りの「湿 原」

赤名湿地性植物群落

<2007/6/23撮影>
ノハナショウブ 
ノハナショウブ(野花菖蒲)

 6月の湿原に行く理由は、やはりこの花を見るため。

 時期的にちょうど良いようで、よく咲いていた。
ノイバラ 
ノイバラ(野薔薇)


 湿原の花も多く咲いていたが、今回一番よく目立っていたのがこのノイバラ。

 ところどころで白い花をたくさんつけていた。

 図鑑によると川岸で見られるとのことなので、湿り気のある場所が好みなのだろうか。
アギスミレ 
アギスミレ(顎菫)

 湿原や湿り気のあるところで咲く花期の遅いスミレで、花の中心部の濃い紫色が印象的である。
ウメモドキ 
ウメモドキ(梅擬)

 葉っぱの付け根に無数の赤紫色の花をつけた花を見つけた。

 何の花か分からなかったが、図鑑で調べてみるとどうもウメモドキの花のようだ。

 蕾のものがまだ多かったが、よく見られた。
シロウメモドキ 
シロウメモドキ(白梅擬)

 これもよく分からなかったが、葉っぱの形はよく似ており、ウメモドキの白花の品種である、シロウメモドキのよう。

 こちらは蕾の方が殆どで、ウメモドキよりやや花期が遅いようだ。

 どちらも湿地に生えるそうである。
ミツガシワ 
ミツガシワ(三槲)

 4月末から5月初旬に花が咲くが、この頃には実がついていた。

 写真的にはきれいではないが、証拠写真的に^^
トキソウ 
トキソウ(朱鷺草)

 草むらの中にひっそりと優しげな花を咲かせていた。

 時期的なものなのかあまり見ることが出来なかった。

 左の写真は300oレンズで撮影したものを更にトリミングしている。近くで見られるものは無くなったのか...
モウセンゴケ 
モウセンゴケ(毛氈苔)

 こちらは近くで見られるものがあった。これも300oレンズで撮影だがトリミングは無し。

 光が透過して輝いている。

 この花を近くで見たことが無いので是非見てみたいのだが、時期的にはもう少し後か?
イヌツゲ 
イヌツゲ(犬黄楊)

 今回は葉っぱの付け根に咲く小さな花をよく見るが、この花もそう。

 常緑樹らしい葉っぱの光沢があるので、他のものより落ち着いた印象である。

 しかし、小さな花なのでピント合せが面倒^^
イソノキ 
イソノキ(磯の木)

 これも葉っぱの付け根に咲くタイプ。

 やや湿ったところに生える木だそうだ。

 
ヤマツツジ 
ヤマツツジ(山躑躅)

 湿原の花と言う印象は無いのだが、日当たりがあるところでは湿原であっても時々見かける。

 まだ咲き始めのようで、花弁が傷んでおらずきれいである。
ウワミズザクラ 
ウワミズザクラ(上溝桜)

 ブラシのような花をつけていたが、今は緑色の実となっている。

 この緑色の時に塩漬けにして食べるとか。

 この実は赤くなって更に黒く熟すそうである。

 
ミヤマイボタ 
ミヤマイボタ(深山水蝋)

 花の勢いは衰えている感じだが、状態のよいものを探して撮影。

 葉っぱの先が尖がっているので、イボタノキではなく、ミヤマイボタのようである。

 見落としがちな小さな花だが、割ときれいである。
ハンカイソウ 
ハンカイソウ

 初夏の湿原を代表する花で、毎年のように撮影している。

 花の状態もよく、山吹色の花の色が鮮やかだった。 
ヒツジグサ 
ヒツジグサ(未草)

 池にたくさん咲いているが、固まって咲いているのは池の中心付近なので、近くにあった花を撮影。

 普通のスイレンより小さいが、逆にかわいらしさがあってよい。
ウツボグサ 
ウツボグサ(靫草)

 道端で普通に見られるありきたりな花だが、咲き始めの頃の色合いは大変鮮やかである。

 日の光を受けて輝いていたので写してしまった。
 

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