TONARIの 色撮り撮りの「湿 原」

せら夢公園自然観察園

2012年6月24日撮影
ハッチョウトンボ 
 ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)

 湿原で見られる小さなトンボ。たくさん飛び交っていた。
 トンボは蝶と違ってずっと止まってくれるので撮影はし易いが、小さなトンボなので、大きく写すのは大変だった。
 木道から身を乗り出して腹筋を駆使して(笑)撮影するが、これが限界^^
ハッチョウトンボ
モウセンゴケモウセンゴケ 
モウセンゴケ(毛氈苔)

 他の湿原だと探すのがちょっと大変なのだが、ここはたくさんあって見つけやすい。

 木道から身を乗り出して、湿地に触れないようにぎりぎり水面までカメラを下げて撮影する。

 通常は望遠レンズで上からの撮影になるのだが、マクロレンズで撮影できるのがありがたい。

 花はまだだろうなと思っていたが、早いものは咲き始めていた。

 小さな花なので、これだけ大きく写せると面白い。
トキソウ 
トキソウ
(朱鷺草)


 ハッチョウトンボの多さに目を奪われるが、湿原の草むらに中に白い花が可憐に咲いている。

 あまり見つけられず、木道からの角度が悪かったので、証拠写真的に一枚撮影。
 写真では白っぽいが、実際は優しいピンク色である。
アギスミレ 
アギスミレ
(顎菫)

 こちらは数は多いが、湿原のスミレであるアギスミレ。

 花期が遅いスミレで、7月でも見ることがある。
ウツボクサ 
ウツボクサ
(靫草)


 湿原の花ではないが、咲き始めで色合いが綺麗だったので撮影。

 日当たりの良いところでよく群生して咲いているが、こうして1本だけ撮影しても絵になる花である。
ノアザミ 
ノアザミ
(野薊)


 こちらも湿原の花ではなく、良く見られる野の花。

 蝶などが吸蜜によく止まる。
ミヤコグサ 
ミヤコグサ(都草)

 こちらも湿原の花ではないが、綺麗に咲いているとつい撮ってしまう(笑)。
アサザアサザ 
アサザ(阿佐佐)

 池に浮かぶ水草のひとつで、お日様が出ると開き始める。

 よく群生しているので、池が黄色い絨毯になっていることもある。

 花弁がフリルのように細く裂けているので豪華に見える。

 ミツガシワ科の花だそうで、そういえば花のフリルは似ている。
コウホネ 
 コウホネ(河骨)

 こちらも水草。
 黄色い大きめの花を水上に突き出すように咲く。
 群生する花であるが、アサザほど黄色い絨毯にはならない。
 オグラコウホネもあるようだが、私には見分けがつかない^^
コウホネ
クサレダマ 
クサレダマ(草蓮玉)

 6月〜7月の湿原といえばこの花の群生だが、ここはまだ少なめかな?
 これからもっと咲きそうである。


ノハナショウブ(野花菖蒲)

 紫色が美しい湿原の花である。もう少し咲いていると良いが、少なめかな?
ノハナショウブ
クリ 
クリ(栗)

 湿原の方ばかり見ていたので、山の方を見るとクリの花が咲いていた。

 地味だが、光を透過させると綺麗に見える。
イチゴ 
イチゴ

 何イチゴかは分からないが、たくさん実をつけていた。
沼虎の尾? 
ヌマトラノオ
(沼虎の尾)


 まだ花が咲いていないのではっきり分からないが、姿形からするとヌマトラノオだろうか?

 自然の湿原というより人工的に整備されているので、植物公園っぽい雰囲気となっている。
 親子で自然観察するのにはちょうど良いし、高低差もあるので、散歩するのにもちょうど良い。
 
   

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