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TONARIの 色撮り撮りの「湿 原」 |
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八幡湿原 |
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2009年6月6日撮影 |
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カキツバタ(杜若)
この時期の八幡湿原は何と言ってもカキツバタの花である。
前はそれほど人出は無かったのだが、最近は奥の駐車場に車が停められない時があるくらい多勢の人が訪れている。みなさんカキツバタが目当てなのだろう。
白いカキツバタがポツポツと見られる。 |
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カンボク(肝木)
湿原の花ではないが、他ではあまり見られない木である。
ヤブデマリの花に良く似ているが、葉っぱが3つに裂けているので区別しやすい。
訪れたのは、ちょうどこのカンボクを盗掘した人間が逮捕されたニュースがあった頃だった。自然のものを扱う人間なら自然の大事さを理解して欲しいところだが。
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スイレン(睡蓮)
カキツバタも良く咲いているが、スイレンも良く咲いていた。
普通は花が上を向いているのだが、斜めに向いているのがあったので撮影してみた(下の写真)。
近くで撮影出来るものもあるが、遠くにある場合が多いので、少しでも近寄ろうとして池に落ちないように。 |
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コウホネ(河骨)
この花も良く咲いていたが、スイレンほどには固まっていないので、お花畑のように撮るのは難しい(^^;
アップの写真は今までのページに載せているので、今回は咲いている様子を。 |
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レンゲツツジ(蓮華躑躅)
カキツバタと同じく良く咲いていたのがレンゲツツジである。
大きな橙色の花が緑の湿原の中で映えている。奥に見えるのは臥竜山(左の写真)。
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ナナカマド(七竈)
これも湿原の花ではないが、湿原の端で大きな花をモコモコとつけていた。
紅葉のきれいな木であるし、カンボクの赤い実もきれいなので、花が無い時期に訪れてもよさそうだ。
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コンフリー
図鑑によると家畜の飼料として栽培され、健康野菜としても使われたのだとか。
湿原の色合いと相性がいいので、日本の在来種でないのに風景に馴染んでいる。 |
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ムラサキツメクサ(紫詰草)
シロツメクサ(白詰草)
八幡湿原でなくても普通に見られる雑草であるが、ムラサキツメクサは少し印象を変えて”ファンタジー”に(笑)、シロツメクサはカキツバタを背景に撮影してみた。 |
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???
きれいだったので撮ってしまったのだが、名前は何でしょうね(^^;
カヤツリグサ科かイネ科なのだろうが、種類が多くて似たものが多いので同定を諦めた(笑)。
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ヤマウルシ(山漆)
触るとかぶれるので敬遠される木ではあるが、(個人的には)造形的に格好良くて好きな木である。
紅葉して実を垂らしている姿もまたきれいである。 |
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アズキナシ(小豆梨)
花は終わってガクが残っている状況だが、ガマズミのような感じの花をつける。
ガマズミよりはカマツカの花と良く似ているが、葉っぱの縁が重鋸歯になっている点と、(雨に濡れて左の写真でははっきり分からないかもしれないが)葉っぱの側脈が等間隔にくっきり出ている点で見分ける。
別名がハカリノメといって、この等間隔の側脈を秤(はかり)に見立てているようだ。
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←コバイケイソウ(小梅蕙草)
こちらは湿原の花だが、まだ蕾の状態で開花はもう少し先のよう。
↓コアジサイ(小紫陽花)
6月初旬~中旬くらいから咲くのだが、寒冷な芸北地域では少し花期が遅いのかこちらもまだ咲いていなかった。 |
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コマユミ(小真弓)
「小」つながり3枚目はコマユミである。
小さな花なのでアップにして写さないと何が何だか分からない写真になってしまうが、まあ、人が普通に見るのはこんな感じである。
正直に言ってしまえば、この日は雨が降って光量が足りずシャッター速度を稼げなかったので、こんな小さな花をマクロで撮るのは三脚なしでは難しいのである。要はブレたので載せないだけだったりする(笑) |
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湿原で写真を撮っていると、何やら怪しげな集団が何かを探している模様。何かの調査かな~と見ていると、一か所に集まって何やら相談している。
怪しいな~と思っていたら、何をしているのかと地元の方が声を掛けていた。
結局この一団が何者かは分からなかったが(研究者?昆虫愛好家?)、貴重な動植物昆虫がいるので、それを持ち去る輩がいるので地元の方も注意している様子である。
「とるのは写真だけ」でお願いします。 |
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