TONARIの 色撮り撮りの「湿 原」

八幡湿原

2010年8月8日撮影
八幡湿原の蓮畑八幡湿原の蓮畑
八幡湿原の蓮畑 
 ハス(蓮)

 真夏の湿原は何が咲いているかなと訪れてみると、蓮の花がたくさん咲いていた。

 蕾は多く残っていて、咲ききったものもあるし、ちょうど良いものもあるし、時期的には見頃ではないだろうか。

 ただ、花色は少し褪せていて、ややピークを過ぎているかもしれない。
八幡湿原の蓮畑八幡湿原の蓮畑 
 アップは耐えられないかな?と思い、望遠レンズで切り取って圧縮してみる(左側の写真)。

 右側の写真は水面に映った花を撮ってみた。

 蓮畑の周りはぐちゃぐちゃになっているので、近くから撮りたい場合は長靴が必要。
睡蓮睡蓮
 
 スイレン(睡蓮)

 こちらは池に浮かんでいる睡蓮。上の右側の写真は、手前が睡蓮で、奥が蓮畑。
 睡蓮はいくつも写真をupしているので、今回は全体の風景を載せてみる。
 
カキツバタ 
 カキツバタ(杜若)

 八幡湿原といえばカキツバタであるが、本来の時期ではないので、少し咲いている花があるくらいである。

 とはいえ、カキツバタの色は独特の美しさがあるので、数は少なくても印象に残る。
 カキツバタ
ビッチュウフウロ 
 ビッチュウフウロ(備中風露)

 ←花の背面からと、↓マクロレンズで大きく撮影。
 
 花弁の模様が綺麗な花である。
 ビッチュウフウロ
ツユクサ 
ツユクサ(露草)

 街中で見られるので特別湿原の花という訳ではないが、街中では溝の中に群生していたりするので、湿った所が好きなのは間違いない。

 左の写真は、ツユクサを横から撮影してみた。

 葉っぱに腰を掛けた小人のように見えて面白かった(^O^)
サワヒヨドリ 
サワヒヨドリ(沢鵯)


 ヒヨドリバナの赤みが強い版といった感じであるが、個人的にはサワヒヨドリの方が好きである。

 咲き切った状態より、赤みが強い蕾の状態がキレイである。
真夏の湿原 
 この日は良い天気で、直射日光にさらされる暑い日であったが、芸北町は標高が高いので、湿原を吹き抜ける風は冷たく気持ちが良い。

 ギラギラ太陽があっても涼しく感じるのが不思議であった。
ミソハギ 
 ミソハギ(禊萩)

 夏の湿原で見られる紫色の花。

 図鑑によると、祭事に使われたというが、今でも使うことがあるのだろうか?
ガマの穂 
ガマ(蒲)

 いわゆるガマの穂。

 今まで気付かなかったが、池や湿地で見られるので、ここに居てもおかしくはない^^

 背景は蓮の花。
カンボク 
カンボク(肝木)

 花は初夏なので、今は実になっている。

 色づく前であるが、こういう若い色合いもキレイである。
アギナシ 
アギナシ(顎無し)

 葉っぱの確認をし忘れていたので、アギナシかオモダカか分からないのだが、八幡湿原の花を紹介されている方々はアギナシとしているので、私もそれに倣う(^^;

 蓮畑のところに咲いていたので、背景に蓮の花を持って来ている。

 虫がよく止まっているので、蜜は美味しいのかな?
アカソ 
アカソ(赤麻)

 地味なので、見つけても素通りされてしまいそうだが、立ち姿が結構カッコイイ。
アキノタムラソウ 
アキノタムラソウ(秋の田村草)

 秋でなくて夏から見られる。

 花を大きく見ると、カバが口を開けたような面白い形をしている。
ノギラン 
ノギラン(芒蘭)

 湿原の花ではないが、道のそばによく咲いていた。

 左の写真はマクロレンズ撮影だが、ピントが甘くて、何が何だか分からない状態に写っている(笑)

 ブラシのように見える花で、なぜこれが”ラン”なのかと思えば、ユリ科の花であった。
コオニユリ 
コオニユリ(小鬼百合)

 こちらは間違いなくユリ科の花(^^;

 山の上の草原などで風に揺れている姿も印象的だが、湿原の周辺でも見られる。

 花弁の黒い点々が特徴的で、この点々が毒々しくて嫌いだと言う人もあるようだが、緑の湿原では良く目立って華やかである。
ナガボノアカワレモコウナガボノシロワレモコウ

(上の写真左側)ナガボノアカワレモコウ(長穂の赤吾木香)と(上の写真右側)ナガボノシロワレモコウ(長穂の白吾木香)

 ワレモコウの穂が長いタイプで紅白両方ある。
 ただ、左側の写真は「白」のような気もするが。。。確実に赤い個体もあるので、両方存在するのは間違いない。
 
ツリフネソウ 
ツリフネソウ(釣舟草)

 既に花が終わったものが多く、きれいに咲いていたのは、左の写真の花ぐらいしかなかった。

 同じような葉っぱが周囲にたくさんあったので、ちょっとした群落がある模様。

 クルリと巻いた距が可愛らしい花である。
トンボソウ? 
トンボソウ(蜻草)

 見た時は傷んだミズチドリかと思ったが、それにしては色が違うので、トンボソウかな?

 コバノトンボソウとは明らかに花のつき方が違うし。。。
コバギボウシ 
コバギボウシ(小葉擬宝珠)

 あまり数は咲いていなかったが、紫色の花は独特の存在感がある。
八幡湿原ゴイシシジミ 
 花の他にもトンボやチョウもいる。
 花以外の名前も覚えるようにしないとな~

 ←ゴイシシジミ

 ↓アサギマダラアサギマダラ
アサザ  
 アサザ

 最後に、高原の自然館近くの池にアサザの群生があるので、帰り道に寄ってみた。

 まだあまり咲いていなかったので、ひとつの花を大きく写してみた。

 

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