広島県の大樹

【樹齢】:300年
【樹高】:30m
【幹周】:5.3m
【指定】:町
 ブナ科   <山毛欅>

湯木のアベマキ 広島県比婆郡口和町湯木

湯木のアベマキ 
 口和町湯木の平野部から少し山に入ったところに大きく枝を広げたアベマキの巨木が聳えている。小高い場所にあるので大きく感じる。

 根元に祠があるので御神木であろう(左の写真では看板に隠れている)。

 アベマキの特徴はコルク質の樹肌だが、これだけの巨木になると多少朽ちた感じに見え、山で見るアベマキの樹肌とは違う気がする。

 
湯木のアベマキ 
 『広島県の巨樹』の写真と説明によればフジが巻き付いていたようであるが、今はそれは見えない。

 なお、同じ口和町内にある釜峰山は西日本一というアベマキの群生林があり、また、大月地区の黒岩城跡にも巨木があるようである(ここは未確認)。
 (2003年5月17日撮影)

 
 <アクセス>

 国道54号線を北上、三次市に入り尾関大橋を渡ってすぐを右折し、いくらか走って君田村への案内が出たら左折し県道39号に乗る。数q走ると口和町に向かう県道186号の標識が出るので右折。
 ところどころ狭いので注意。モーモーあいすらんど(アイスクリームがおいしい)を過ぎてまもなく、交差点に出るがそのまま直進。基本的に道なりに走ると、「湯木のアベマキ」の案内標識があるのでそこを右折。やがて正面に見えてくる。すぐ近くは車は停められないが、少し戻れば退避スペースがある。
 

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