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【樹齢】:500年
【樹高】:25.4m
【幹周】:6.55m
【指定】:町
 マツ科   <松>

満沢のアカマツ 山形県最上郡最上町満沢上満沢

満沢のアカマツ 
 樹形のきれいなアカマツの名木である。

 根元から少し上がったところから大きく3つに幹が分岐し、そこから更に枝を出して大きな樹冠を形成している。

 アカマツと言うとひょろ長くて背が高い木というイメージがあったのだが、このような樹形が本来のアカマツの形なのだろうか。

 これだけのアカマツを見たのは初めてである。
満沢のアカマツ満沢のアカマツ 
 枝が折れた跡や樹皮が剥がれたような跡が見られるが、全体の樹勢は悪くない印象を受けた。

 『巨樹・巨木』(渡辺典博著)によれば、「地蔵様の大松」として紹介され、枯れ枝が目立ち始め、天然記念物の指定が解除されたとあるが、現地には案内標識があり、また指定され直したのだろうか。

 この地域のシンボルツリーとして永く愛され続けて欲しいものである。
 
 (2007年10月15日撮影)


 <アクセス>

 こちらの人間ではないので、どこを起点に説明すればよいか分からないのだが...
 最上町の赤倉温泉駅から国道47号を東に進み、すぐの県道28号に右折。赤倉温泉、赤倉温泉スキー場と過ぎて右折する道があるのでそこに入り満沢地区へ向かう。集落の中心部付近でアカマツの案内標識があるのでそれにしたがって左折するとまもなく右手上方に見えてくる。
 駐車場は無いが、少し先に道が広くなったところがあり、路肩に置かせてもらえばよいと思う。

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