広島県の大樹

【樹齢】:300年
【樹高】:20m
【幹周】:10m
【指定】:国

その他の被子植物

松尾のアコウ 高知県土佐清水市松尾 松尾神社

松尾のアコウ 
 ゴールデンウィークの家族旅行で足摺岬・竜串・見残し海岸に行くことになったので、この地域の巨樹を調べていて見つけた巨樹である。

 道のすぐそばにあり、細い木が寄り集まったような姿をしている。今までには見たことがないタイプの木で、広島との植生の違いを実感する。

 近くにはタブノキの大木を多く見ることが出来る。
松尾のアコウ 
 
 道の反対側には中が空洞化した螺旋状に伸びるアコウが見られるが、これは朽ちているのではなく、アコウが何かの木に巻き付き、最後には絞め殺したと思われる。左の写真のものは気根がイスノキを抱き込んでいるそうである。
松尾のアコウ 
 
 また、しっかりとした板根なども見られる(左の写真)。

 異様な生命力を感じる巨樹である。
 
 (2003年5月3日撮影)


 <アクセス>

 足摺岬から西進し、スカイラインに乗らず狭い道に入る。右にカーブするところの左側に下る道があるので、そこを下ってゆくと道沿いにアコウの巨木が構えている。少し下に松尾神社の駐車場がある。だいたいの場所しか分からず少し迷ったが、地元の人に場所を訊いてようやくたどり着けた。案内板はあるが見落としやすいので注意。
 

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