ブナの森の四季 <秋> | |||||||
|
|||||||
<05/10/29:吾妻山にて撮影> | |||||||
|
|||||||
今回はブナに限らず、吾妻山で見られた木々の紅葉を中心に掲載します。 |
|||||||
まず休暇村の建物前の駐車場に車を停め、歩く準備をします。 紅葉の時期ということもあるでしょうが、多くの車が停まっています。 駐車場の周りでもブナやカエデの大木が多く見られ、紅葉(黄葉かな)しているのでとてもきれいです。 |
|||||||
いつものように南の原経由で登ることにします。 天気は良くありませんが、紅葉にしっとり感が出るので晴れの時とは違う味わいがあります。 サワグルミでしょうか、真直ぐに伸びた木が紅葉しています。黒い樹皮とのコントラストがきれいですね。 |
|||||||
日当たりの良い南の原に来ました。 ウリハダカエデの紅葉が何ともいえない鮮やかな色合いです。この木は吾妻山の山肌に多く見られます。 少し緑を入れて撮影すると紅葉が引き立つ感じがします。 |
|||||||
再び森の中を歩きます。 色付いた葉っぱが落葉し、登山道に積もっています。 踏んでしまうのが勿体無いくらいの鮮やかな落ち葉の絨毯です。 |
|||||||
少し霧が出てきました。 紅葉の時期以外でも、霧の漂う森の中を歩くのは気持ちの良いものですが、彩りがあると、水墨画ではなく色のある絵画の世界を歩くようです。 |
|||||||
今日は紅葉の状態が一番良い時のようです。 しかし、葉っぱ一枚一枚を見ると、枯れていたり傷んでいたりで、完全な状態の葉っぱは少ないようです。 ←ブナの主幹を背景に枝振りを撮影。 |
|||||||
比較的きれいなブナの葉っぱがありました。 全部が黄葉しているのもきれいですが、こうして緑の部分が残っていても割りときれいなもんですね。 |
|||||||
森を抜けて尾根に乗り、山頂に到着。 山頂で周囲の紅葉を見ながら昼食にします。やはり天気が悪いので展望はいまひとつですが、近くの山肌は十分見えますので、ウリハダカエデの目立つ紅葉がきれいです。 上の写真は下山途中に振り返って撮影しました。 もう少し天気が良いと紅葉が輝きますが、雨が降らないだけありがたいです。 もっとも、実際見た目はもっと感動的な美しさがあります。やはり、赤だけでなく、黄色も緑も、山肌の茶色も空の青も、いろいろな色が錦絵のように広がっているから素晴らしいと感じるのでしょう。 |
|||||||
池の原に下りてからちょっと付近を散策します。 芝生に落ち葉がたくさんありましたので、一枚パシャリ。 こういう場所でのんびりと過ごすのも気持ちいいでしょうね。 |
|||||||
池の周りに紅葉がありましたので、水面のキラメキをバックにウリハダカエデの葉っぱを撮影。 こうして光が差してくると、撮り方のバリエーションが増えて撮影がおもしろくなってきます。 |
|||||||
ミズナラの葉っぱを1枚撮影。 ウリハダカエデが良く目立ちますが、こうした黄色(緑が混じってますが)があるからこそ赤が目立ちます。 いろいろな種類の植物が混じる森はいいですね。 |
|||||||
以前鯉に餌をあげた池にやってきました。 ウリハダカエデがウルシのように濃い赤に色付いていました。 池の周りをバックに撮影。説明しないと池があることが分かりませんね。 |
|||||||
ミズナラの大木に、赤に黄に緑と色付いたツタが這い登っていました。 こうしたツタの紅葉もきれいなものです。ミズナラの樹皮もいい味を出しています。 ちょっと視点を変えるといろいろな発見があり、それを探しながら歩くというのも面白いものです。 |
|||||||
駐車場に帰ってきました。 朝と違って日が差して雰囲気が変わっているので、また周囲をウロチョロします。 冒頭に載せたカエデの近くまで寄ります。 遠くから見たときはブナだと思ったのですが、葉っぱは明らかにカエデでした。黄色い紅葉(?)なのでイタヤカエデかと思ったのですが、どうも違うようです。木の見分けはなかなか難しいですね。 吾妻山には何回も来ていますが、紅葉の時期に来たのは初めてでした。 初めてで一番良い紅葉の時期に来ることが出来て幸運だったと思います。 同じ日に撮影した写真を、私のもうひとつのHP『色撮り撮り』の吾妻山の花々に載せていますので、併せて見ていただければ嬉しく思います。 |
|||||||
|
|||||||
Copyright(C)2003-2006 All Right-reseaved tonari |