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ブナの森の四季 <秋> |
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紅葉には少し早いが、県民の森の西側半周コースを縦走してみた。
ササの尾根には大きなブナがあると聞いていたのだが、おそらく比婆山でも最大クラスのブナを発見(左と下の写真)。幹回りは4mを越えているだろう。
ツキヨタケが付いているので、樹勢の悪い幹があるが、貫禄のあるブナである。 |
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他にも大きなブナがいくつかあった。
枯れてツキヨタケがびっしり付いたものもあるし、枝ぶりの良い今後の成長が期待される樹勢の良いブナもあった。
こんなに大きなブナが残っているとは思わなかった。 |
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←ササの尾根は、ヒノキ林が北側に広がっているのだが、ヒノキの中に一本ブナが混じっていた。
ヒノキ林は林床が暗くて下草が無いことが多いのだが、光が入る角度が良いためか、ここは下草が良く生えている。
でも、密集しているので、ここも本来は間伐が必要な林である。 |
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←違う場所で撮影したものだが、登山道上にはブナの根っこが広がっている。
広葉樹は広く深く根を張るそうだが、どれだけ広がっているのだろうか。
木を傷めないように、出来るだけ根っこを踏まないように歩こうと思うのだが、広く根が広がっているので、どうしても踏まざるを得ない。 |
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ブナにはツキヨタケがたくさんくっついていた。
このキノコが食べられるのなら嬉しいのだが、毒キノコなので食べないように。
夜になると僅かに発光するそうで、カメラを長時間露光にして撮影すると、青緑色?に写るようである。いつか挑戦してみたいが、夜間に山の中に入るのは怖い(^^;
紅葉には少し早い時期だが、コハウチワカエデが色づき始めていた。 |
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比婆山の中心、御陵を過ぎて烏帽子山に下る道には、ブナの大木が点在している。
直幹で太いものは多くないのだが、分岐するタイプで太いものが多く、合体木かもしれない。 |
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ブナの幹は味わいがある表情をしているが、それにツタが絡まって紅葉すると、とても絵になる。
ツタがすべて紅葉していると綺麗なのだが。。。いや、緑や黄色がある方がカラフルで良いかもしれない(^−^) |
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ブナはいろいろな樹形があり、上の写真左側は根元がくっついているので、年を経るに従って合体し、樹形が変化していくのではないだろうか。真ん中の写真は、二股になってそこから箒状に広がるカッコイイタイプ。右の写真は、ネックレスみたいに幼木がくっついている。何がどうなったのかな?
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(左側の写真)登山道から離れた谷の底の方に立つブナ。直幹タイプのなかなか味わいがある。もっと大きくなれよ〜♪
←ブナかどうか朽ちているので良く分からないが、倒木にかわいいキノコがびっしりくっついていた。
ヌメリスギタケという食用のキノコに似ているが、似た種類で毒キノコがあるそうなので注意の事。
傘の模様がカワユイ(^0^) |
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<'10/10/16:比婆山にて撮影>
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