【樹齢】:400年 【樹高】:23m 【幹周】:4.7m 【指定】: 【撮影日】 03/6/14 05/10/23 03/11/24 04/5/8 08/6/1 10/10/21 21/11/24 |
ブナ科 <山毛欅> | ||||||||||
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臥龍山のブナ | 広島県山県郡芸北町東八幡 臥龍山 | ||||||||||
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(2003年6月14日撮影) | |||||||||||
広島県最大のブナが臥龍山にあると聞いたのは、昨年のテレビからだった。ちょうど山での落書き問題が取り上げられた頃だったように思う。今までに何回か登っているのでブナの大木が多いとは知っていたが、最大のものがあるとは気付かなかった。 臥龍山は芸北町最高峰であり、ブナやミズナラなどの豊かな森が残されているので毎年多くの登山者で賑わう人気の山である。また、山頂近くまで舗装路が伸びているので、終点にある名水「雪霊水」を求めて車で登ってくる人も多い。 舗装道路の終点の手前数百mの道のそばに、幹周り5mに達しようかというブナの巨木が立っている。道のはしにあり、斜面に足を出している。このクラスの大きさになると幹はボコボコして味わいのある表情を見せてくれる。ブナはあまり長寿の木ではなく、巨木の域に達するものはそう多くない。しかし、この附近には幹周り3mを越すと思われる巨木が散見されるのは驚きである。 |
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こういった巨木を歩いて登らずに車ですぐ近くに行けるというのは便利でありがたいのだが、雪霊水があることもあって車の往来は他の山の林道より比較的多いので、排気ガスの影響が心配なところである。スーパー林道が出来てすっかり有名な観光地になった白山は、排気ガスの影響だろうが、林道沿いのブナの立ち枯れが見られるという。自然を楽しむ為のものが、自然を破壊することになってしまっている。 |
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(2005年10月23日撮影) | |||||||||||
小雨が降る中、林道を車で登ってみた。 黄葉には少し早かったが、霧に包まれた幻想的な姿を目にすることが出来た。 |
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(2003年11月24日撮影) | |||||||||||
11月下旬に再び訪れてみた。 すっかり落葉し、樹形がよく分かる。 |
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(2004年5月8日撮影) | |||||||||||
新緑を求めて再びの再会である。 日の光を受けて緑が輝いている。 |
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(2008年6月1日撮影) | |||||||||||
今回は趣向を変えて3枚の組み写真にしてみた。左の2枚は別角度からの魚眼レンズ撮影。一番右は標準レンズで。 新緑の時より葉を多く繁らせて、深緑へと深まりつつあった。 |
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(2010年10月21日撮影) | |||||||||||
痛ましい事件があった為か、何だか足を向けていなかったが、久し振りにこの木に会いに来た。紅葉はキレイだが、少し早いかな? ゴツゴツとした樹肌がカッコイイ。ブナは短命な木なのだが、この木はまだまだ元気のように見える。これくらいの大きさになるには時間がかかるので、若い木ではないと思うが。 |
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←近くにあったブナの木。 大きく空洞化しているので、いずれ倒壊するだろう。 ↓今年はドングリは不作だと言うが、ブナの実は結構実っているようで、少し探しただけでもたくさんの実を見つけた。 |
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(2021年10月24日撮影) | |||||||||||
久し振りに臥龍山に登ったので、この樹にも会いに来た。 落葉しているせいか、周囲が開けているせいかポツンと立っている印象である。遠くからみるとほっそりとした感じだが、近づいてみると大きなブナであることが分かる。 今回は赤外線写真を撮ろうと装備を持って来て撮影に臨んだのだが、昼から天気が悪くなり、雨が降らないだけましだが、どんよりとして暗い空となり、赤外線写真はイマイチ上手く撮影出来なかった。まあ、またの機会としよう。 |
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<アクセス> 戸河内ICを降りて国道191号線で芸北町を目指す。聖湖への分岐をやり過ごしてまもなく臥龍山の案内があるので右折し、やがて右手に登ってゆく分岐出るので右折する。対向車に注意しながら登ってゆくと、雪霊水の手前数百mくらいで左手に見える。 |
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