広島県の大樹


 ブナの森の四季 <春>

吾妻山の春 2007年4月28日

シダ?新芽 
 早春の森はまだ緑よりも灰色が多く、静かな佇まいである。

 しかし、植物たちは新芽を出して準備を始めている。

 高木に葉が繁っていないと林床まで光が届く。
サワグルミ 
 サワグルミの大木はまだ目覚めていないようで、新芽はまだ出ていないようだ。

 代わりに低木層は葉っぱを出し始めている。
ブナの大木 
 ブナの森に入ったが、ブナもまだ新芽を出していないようだ。

 まだまだ灰色の多い世界だが、きれいな青空が森を照らし、植物に生気を与えているようでもある。


ブナ林
新芽 
  ブナの木につる植物が絡んでいる。新芽だと思うが、まるで紅葉の様に見える。

 夏になると遠くまで見通せないが、この時期なら遠くまでよく見える。1ヶ月もせずにこの森は新緑で覆われるだろう。新芽
早春の森 
 春の太陽が燦々と輝く。

 冬であれば日の光が差しても寂しげに感じるが、これから成長すると言う意志が生命力を感じさせる。
早春の吾妻山 
←水芭蕉の咲く池と吾妻山山頂を望む。

 吾妻山は紅葉も美しいが、春のこういった雰囲気も美しい。
 

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