|
|
ブナの森の四季 <夏> |
|
|
吾妻山へは普通池の原から草原の道を登るが、大膳ヶ原方面に歩くとブナ林の中を歩く気持ちのよい道となる。
夏の強い陽射で葉っぱが輝き、林床に木漏れ日が差している。
緑の葉っぱは濃く、陽射に負けないほど青々しい。 |
|
ブナは逆箒型のきれいな樹形であるが、歳を経て大枝が落ちてだんだんと寂しくなってくる。
樹勢の衰えと共に蔦などに幹を覆われて力が奪われてゆく。
朽ちて地面に倒れても、またそれが新しい命の苗床となるのだろう。
森は力強い精気と朽ちゆく命が共存している。 |
|
大膳ヶ原と吾妻山の分岐に立つブナの大木。
見上げると青い空とブナの緑に包まれていた。 |
|
<07/8/26:吾妻山にて撮影>
|
|
|
|
|
|
|
|
>Copyright(C)2003-2007 All Right-reseaved tonari |