広島県の大樹


 ブナの森の四季 <夏>

 <12/6/10:吾妻山にて撮影>
ブナの樹皮キノコ 
 久し振りの山登りになるので、何回も登って安心感のある吾妻山を登ることにした。

 ブナの樹皮は独特の模様で、抽象絵画のようである。切り取り方を考えて撮ると、”作品”になりそうである。

←大きなキノコが生えていた。

 キノコの知識は乏しいので食べようとは思わないが、キノコも造形的に美しい存在である。
ブナ 
 ←こういう根元から分岐したタイプは、ひこばえが大きくなったものであろうか?

 ↓鬱蒼としたシダも、新緑の時期は若々しい色で気持ちがよい。
 シダ

 歩いていると霧が立ち込めて幻想的な風景となった。
 美しいが、人に不安を抱かせる雰囲気も持っている。
霧の中のブナ霧の中のブナ霧の中のブナ

 ↑登山道沿いにあるブナの巨木大木。
 ブナは短命な部類に入る樹種であるので、スギやクスノキのような巨樹にはならないが、幹回り5m近くまでは生長するようである。
 あと100年位経てば、上の写真の左右のブナはさらに太くなるか、もしくは中央の木のように朽ちていくのか。。。
 
ナルコユリ登山道

 霧の立ち込める登山道を歩くのは気持ちがよい。
 多くの人は池の原側の最短コースで登るが、朝から登るなら、霧が立ち込める南の原経由で歩くこの道がお勧めである。
 

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