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ブナの森の四季 <夏> |
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福田頭の夏 2004年6月5日 |
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ブナの森を歩くために、比和町の福田頭(比和毛無山)に登った。別名に毛無山とあるように、ここもたたら製鉄の為に”毛無”にされた山だったのだろう。
今回は最短ルートをとって北の尾根から山頂を目指した。標高1,000m付近から大きなブナが現れ始め、登山道そばに幹周り3mクラスのブナの巨木が聳えていた(左の写真)。
新緑から深緑へと森の緑は深さを増し、濃い緑は陽光を受けてまぶしく光り、ブナの樹肌はより黒々と見える。 |
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ところどころに大きなブナはあるが、全体としてはまだ幼い木が多くを占めているようである。
春と違って日差しが強くなっているので、森に注ぎ込む光もそれに比例して強まる。濃い緑の葉っぱと強烈な光を浴びて白く見える葉っぱ、そしてシルエットのように黒く見える幹が好対照となる。 |
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ブナに時々見られる二股となって聳える樹形(左の写真)。
逆さに見れば人間の足のようにも見える。
自然の中には時折、人間の体の一部と錯覚するような形状をしているものが見られる。岩が人の顔に見えたりするのはその代表であろうが、樹木の中にも特異なものがあるようである。 |
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