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ブナの森の四季 <夏> |
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臥龍山には大きなブナの木が点在していて、それらを探しながら登るのも面白いものである。
スギのように直立した木も気持ちが良いのだが、ゴツゴツして枝を展開しているブナの樹形・表情は独特のものがあり、ブナが好きな人が多いのは納得できる。
左の写真のブナは、少し前まで私の名刺の写真に使っていたもので、幹も太く、枝を多く繰り出した樹形が異様な迫力があり、臥龍山のブナの中でも好きな木の一つ。
新緑の爽やかさがありながらも、日の光を浴びて輝く姿は、力強い生命力を感じる。 |
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登山道のすぐそばにも当たり前のように大きなブナの巨木がある。こういった大きな木の元にいると、自然の中に溶け込んだような雰囲気となる。
ブナ以外にもトチノキ、ホオノキなどいろいろな木が混じる。高木だけでなく、低い木も、中位の木も、林床の木もいろいろな木がお互いに共存している姿が自然本来のもの。
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ブナの樹形もいろいろあって、直立しても枝が落ちたりしてゴボゴボになったり、蔓が巻いたり、這い上がったり、主幹が裂けたりいろいろ。
二又になっているブナも多く見られる。上の方で分かれることもあるし、根元近くから分かれているものもある。 |
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←これは主幹が横に張り出してから、そこから上に幹が伸びている。一番膨れたところを測れば5mクラスかな?
↓枝が落ちてふさがった跡。こういう樹肌の表情が豊かなのもブナの特徴であり、面白いところである。 |
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<08/6/1:臥龍山にて撮影>
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