広島県の大樹


 ブナの森の四季 <夏>

ブナ林とウバユリ 
 真夏の山登りは太陽の光にさらされると暑くて辛いが、単純計算で平地との気温差が5度以上の1000mを越す山々の森を歩くと、木漏れ日が暖かく感じられ、吹き抜ける風は汗を含んだ体から余計な熱を持ち去ってくれる。

 今回も楽をして標高1200m付近の立烏帽子駐車場まで車で登り、御陵まで縦走することにした。

 ウバユリが登山道脇で咲き、登山者を見守っている。
ブナ林 
 比婆山はブナの純林として国の天然記念物に指定されいている。

 青々としたみどりが目にやさしく我々を包み込む。
ヤマジノホトトギス 
 ブナの森にはたくさんの花が咲く。

 おもいしろいヤマジノホトトギスの花があった(左の写真)。

 つぼみ、つぼみから少し花を開いたもの、全開したもののそれぞれの状態がひとつの株で一度に見える。
ブナの大木 
 ベンチのある休憩場所に大きなブナの木がある(左の写真)。
 何本かが合体したのか、多く分岐してその存在感を示している。この辺りは大木を多く見ることが出来る。
ヤマアジサイ 
 ヤマアジサイがしっとりと登山道脇に花をつけていた。
 
 <03/8/3:比婆山にて撮影>

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