広島県の大樹


 ブナの森の四季 <冬>

ブナ 
 雪に覆われた静寂の世界。

 白銀の衣をまとったブナの大木に光が差して輝き、ブナの森がキラめくように賑わい始める。

 厚い雲に太陽が隠されると、また元のシーンと静まり返った静寂の世界となる。

  
 
 大木も寿命を終えると倒壊し、根は朽ちてゆく。

 
 
 盛時を生きるものたちは、白銀の衣装を誇らしげにまとい、威風堂々として聳えている。
 
 青い空に向けて白く染まった小枝を広げ、来るべき春を呼び寄せているようだ。
 
 <03/3/9:鷹ノ巣山にて撮影>

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