【樹齢】:不明
【樹高】:13m
【幹周】:3.3m
【指定】:国
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ヒノキ科 <檜> |
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法泉寺のシンパク |
山口県山口市滝町 法泉寺跡 |
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1400年頃に大内氏によって建立された法泉寺の山門そばに植えられたというビャクシンの巨木。ということは、植え替えられていなければ樹齢600年くらいだろう。
根元周囲は9.4mで、2つの幹が伸びていて、真っ直ぐに伸びた幹は幹回り3.3m、南側に傾いた幹は幹回り2.2mである。西側に伸びていた幹は枯死したのか伐採されている。 |
樹勢は衰えているようで、樹皮が剥がれているところも多いし、空洞を樹脂で埋められていたりしていて痛々しい。
ビャクシンは地を這うような樹形があったり、特異な樹形が面白い。この木も元気な頃の昔の写真を見ると、3本に幹を広げるユニークな樹形をしているのが分かる。
もうこうなると樹勢の回復は難しいと思うが、600年も生きたのだから静かに最期の時を迎えるのが良いのではないだろうか。 |
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(2011年8月21日撮影)
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<アクセス>
山口ICを降りて国道262号線を北上し、国道9号線にぶつかったら左折。山口県庁前の信号を過ぎた次の角を右折。山口県庁の西側の道を進み、県庁の北西角で左折して細い道に入る。やがて二股に道が分かれるので案内に従って右に入り少し走ると案内が出るので、そこから山道を1分歩けば到着する。
私有地のため案内の所には車を置いてはいけないので、川沿いに少し登るとダムに出るので、この下に車を停めるようになっている。
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