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町中の大きな木 −鞆の浦の大きな木(広島県福山市鞆町) |
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鞆の浦は古い町並みを残した港町で、海側は民家が密集し、山側はお寺が続いている。
そんな町並みでお雛様を飾っているというので訪れてみたが、早速大きな木を発見した。
安国寺横の祠にある2本の木で、葉っぱがないので樹種が特定できないが、ムクノキあたりだろうか。
大きく空洞化しているが、よじるように天に伸びる姿が気持ちよい。幹周りは4〜5mくらいか。 |
こちらは当HPのクロマツの方でも取り上げているが、かつて国指定天然記念物に指定されていた法宣寺の天蓋松という猿猴作りの名松。
1991年にマツクイムシ被害で枯死したが、往時を偲ばせる主幹が残されている。 |
お寺がたくさん並ぶ鞆の浦でも別格に大きな境内を持つ沼名前神社に訪れてみた。
階段を登ったところにある随神門横に大きな木を見つけた。隣の木の葉っぱに上部が覆われていて葉っぱが確認できなかったが、何の木だろうか。幹周りは4〜5mくらいか。
あまり樹勢は良くない感じだが、重量感があって良い。 |
同じく沼名前神社で、重要文化財の能舞台奥に2本並んで聳えていた。こちらも落葉期なので樹種が分からないが、ムクノキあたりか?
大きく空洞化して樹勢はあまり良くないようだが、2本並んだ存在感が良い。幹周りは4〜5mくらい?
葉の繁る頃には大きな木陰を提供しているのではないだろうか。 |
沼名前神社を出ると、目の端に大きな木を捉えた。多くの巨樹巨木を訪れていると自然に目に入ってしまうのだ(笑)。
蔓が巻いていて大枝が落ちた跡があって樹勢は良くないようだが、道路へはみ出るくらい地面を掴もうとしている根っこの躍動感が印象的である。 |
元気な大きな木はなかったが、歴史のある街に相応しい年を経た木々に出会えた。今回は落葉期なので樹種が分からなかったが、葉のある頃に確認してみよう。
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