【樹齢】：400年 【樹高】：12m 【幹周】：3.2m 【指定】：県 ／新日本名木百選 撮影日 2010.9.19 2010.10.2 2010.10.3		その他の被子植物
		吉田のギンモクセイ				広島県三原市久井町吉田
		新日本名木百選に選ばれたギンモクセイで、日本一の大きさであるとのこと。広島県で日本一と言うと、帝釈始終のコナラとこの木ぐらいか。 　↓外観は円くてこんもりとした可愛らしい姿であるが、中に潜り込んで主幹を見てみると（左の写真）、分岐した幹が集まった堂々たる姿。なるほど、ギンモクセイでこれだけ大きな樹は見たことがない。
		例年は９月中旬が花の見頃だというのでこの日に訪れたのだが、左の写真のように蕾が出始めたくらいで、花が咲くにはまだ時間がかかりそうである。 　今年は記録的な猛暑で、涼しい秋の訪れも遅かったので、その関係で開花が遅れているのかな？ 　咲いているところを見たいので、後日また再訪しよう。
		（２０１０年９月１９日撮影）
		（２０１０年１０月２日撮影）
		２週間前に訪れた時は小さな蕾だったので、そろそろ咲いているだろうと再訪した。 　左側の全体写真では分かり辛いが、木全体に花が付いていて、周囲に甘い香りが漂っている。 　家の方の話ではあと３〜４日でもっと色が白くなるということで、まだ黄味がかって若い感じだった。 　花は少ししか開いていなかったが、家の方の話ではこれくらいしか開かないとか。でも、図鑑で写真を見るともっと開くようだが？ 　香りはもっと強くなるようで、盛期には下の県道まで香りが漂うのだとか。
		（２０１０年１０月３日撮影）
		昨日訪れているのだが、人を連れていく関係で連続しての訪問となった。 　この日は雨が降り出しそうな天気だったので、昨日よりはしっとりとした雰囲気で撮れた。 　次は下の県道まで香りが漂う頃にでも訪れてみるかな〜
		＜アクセス＞ 　山陽自動車道三原久井ＩＣを降りて左折し、県道２５号線を世羅町方面に北上する。久井町に入り、久井小学校を過ぎたところで右折し、突き当たりを右折。商店街の中の細い道を抜け、県道１５６号線を進み、県道３７５号線の分岐を見送ってまもなく、左手に吉田のギンモクセイの案内があるので左折。狭い道を進んで行くと、右手の民家の庭先に立っている。 　駐車場がないのが困るのだが、ギンモクセイの下の段に廃屋があるので、そこに車を突っ込むか、少し上で道が広くなっているので路肩に停めるかである。できるだけ、地元の方の迷惑にならないよう停めたい。確実なのは下の県道の退避スペースか、集会所のところに停められる。歩いて３００ｍくらい。
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